2ストロークエンジン車は、なぜあまり見かけなくなったのか?
環境問題に対応しきれなかった2ストロークエンジン搭載モデル
2000年代初頭にはまだまだ沢山走っていた2ストバイクですが、なぜ姿を消してしまったのでしょうか。それは、2ストロークエンジンには「環境に悪い」という致命的な弱点があったから。

まず、2ストロークエンジンは4ストロークエンジンに比べて給排気が不完全なため未燃焼ガスの放出が多いという特徴があります。エンジンオイルが一緒に燃焼されるという構造もあって排気ガスは汚くなり、燃費は悪くなりやすい傾向があります。
2ストロークという言葉を聞いたことがない人でも、一度くらいは街中で甲高い排気音を響かせながら、白煙を出して走るバイクを見かけた経験はあるはず。故障したバイクが走っているわけではなく、それが2ストバイクの特徴です。
このような性質を見れば容易に想像できる通り、年々厳しくなる排ガス規制に2ストロークエンジンが適応するのは困難。1998年の排ガス規制や2006年の排ガス規制をきっかけに、2ストバイクは生産終了に追い込まれました。

国内向けのモデルとして最後まで生産されていた2ストスポーツモデルは、ヤマハ「RZ50」。「RZ350」や「RZ250」の弟分として1981年から1990年まで販売され、一旦生産終了したのち二代目が1998年から2008年まで販売されました。
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国内メーカーの公道向け2ストバイクは軒並み生産終了してしまっており、新車で購入することはできません。一方海外メーカーに目を向けてみると、いまだに2ストのバイクを生産しているメーカーもいくつかあります。
最新の排ガス規制「EURO5」に対応した2ストロークエンジンを搭載するバイクもあり、今後2スト=環境に悪いというイメージが変わる可能性も否定はできません。









