バイクのタイヤサイズ、最後の謎アルファベットの意味とは?
タイヤのサイズ表示の数字や記号はそれぞれ何を表しているのか?
メトリック表示の「120/60 R 17 M/C 55 H」の表示例でみてみます。120はタイヤ幅(mm)、60は扁平率、Rはラジアル構造、17はリム径(インチ)、M/Cはモーターサイクルの略でバイク用のタイヤの意味、55は荷重指数、Hが速度表記となります。

なお、扁平率とは、タイヤ幅を100としたときのタイヤの高さを比率で表したものです。計算式は「扁平率(%)=(タイヤの高さ ÷ タイヤの幅)× 100」で出すことできます。
また、タイヤの構造には主に「ラジアル構造」「バイアス構造」「ベルテッドバイアス構造」の3種類があります。
ラジアル構造は、カーカスと呼ばれるタイヤの骨組みの層が、タイヤの中心から放射状(ラジアル)に配列されたタイヤのこと。高速域でもタイヤが変形しにくく、転がり抵抗が少ないのがメリットです。サイズ表記には「R」と表し、最高速度が一定基準を超えるタイヤには「ZR」で表示されます。
バイアス構造は、カーカスがタイヤの回転に対して斜め(バイアス)に配列されたタイヤです。悪路走行や低速走行に特化しているため、オフロード車やクラシックモデルによく使われ、サイズ表記は「-」(ハイフン)で表示されます。
ベルテッドバイアス構造は、バイアス構造のカーカスにベルトを巻き付けたタイヤです。ババイアス構造のタイヤに加速性と直進性に加え、旋回性の安定感が向上した性能が期待でき、サイズ表記は「B」で表示されます。
荷重指数については、数値が大きくなるほど可能な荷重が重くなります。なお、表示例の55の最大荷重は218kgです。
インチ表示の見方は、表示例の「3.00-21 51 H」でみると、3.00がタイヤ幅(インチ)、21がリム径(インチ)、51は荷重指数、Hが速度表記となります。とくに90年代前半に設計されたタイヤはインチ表示が使われています。扁平率の表示がないですが、バイアス構造にはベルトがなく、ほとんど扁平率90から100シリーズになるのが特徴。主に旧車やオフロード車、小排気量車などに使用されています。

アルファベット表示の見方は、表示例の「M T 90 B 16 70 H」でみると、Mはモーターサイクル用タイヤの意味、Tはタイヤ幅の記号、90は扁平率、Bはベルテッドバイアス構造、16はリム径(インチ)、70は荷重指数、Hが速度表記となります。アルファベット表示は、ハーレーダビッドソンなどのクルーザーモデルのタイヤに多く使われています。
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バイクのサイズ表記に付けられている最後のアルファベットは、そのタイヤの走行できる最大速度を表した記号になります。実際に公道では、表示された速度まで出すことができませんが、そのタイヤの性能を知るうえで一つの目安として覚えておくとよいかもしれません。









