バイクのタイヤサイズ、最後の謎アルファベットの意味とは?

タイヤの側面にはサイズが記載されていますが、数字のほかにアルファベットも用いられています。この謎のアルファベットは、いったい何を表しているのでしょうか。

タイヤを見てみたら謎のアルファベットが書かれてる!その正体とは

 バイクのパーツの中でも唯一路面に接地している「タイヤ」は、乗りごこちに大きく影響する重要な部品のひとつ。タイヤは使っていくうちにすり減っていくだけでなく、ゴムでできているため劣化して性能が落ちていきます。そのため、長く使っている場合は溝が残っていても、危険な状態になる前に必ず交換する必要があります。

タイヤの横には数字とアルファベットが表記されている
タイヤの横には数字とアルファベットが表記されている

 タイヤ交換時にタイヤをよく見てみると、側面に記載されたサイズ表記には数字だけでなくアルファベットも並んでいることがわかります。では、この謎のアルファベットは、いったい何を表しているのでしょうか。

 タイヤのサイズ表記にはいくつか種類があり、主に使われているのが「メトリック表示」「インチ表示」「アルファベット表示」の3つです。

 現在流通しているタイヤのほとんどがメトリック表示で、たとえば「120/60 R 17 M/C 55 H」といった具合に表示されます。またインチ表示の場合は「3.00-21 51 H」。アルファベット表示の場合は「M T 90 B 16 71 H」と表記されるようです。

現在流通しているタイヤのほとんどがメトリック表示
現在流通しているタイヤのほとんどがメトリック表示

 そして注目したいのが、3つのサイズ表記に共通している最後に付けられた「H」の部分。アルファベット一文字だけなので、これだけでは何を意味しているのかまったくわかりません。

 バイクのタイヤサイズは、JATMA(日本自動車タイヤ協会)によって細かく規格が定められており、これによるとアルファベットは「速度記号」を示しており、規定の使用条件で、そのタイヤの走行可能な最大速度を表していると言います。

 なお、アルファベットと最高速度の関係は以下のようになります。

 J(100km/h)
 K(110km/h)
 L(120km/h)
 M(130km/h)
 N(140km/h)
 P(150km/h)
 Q(160km/h)
 R(170km/h)
 S(180km/h)
 T(190km/h)
 U(200km/h)
 H(210km/h)
 V(240km/h)
 Z(240km/h超)
 W(270km/h)
 (W)(270km/h超)

 ちなみに、“(W)” のように「W」に括弧がつくと270km/hを超えて走行できるという意味。前述のタイヤサイズ表記の表示例「H」の場合は、そのタイヤの走行できる最大速度が210km/hであることを示しているというわけです。

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