スポンサーとしてついていた!? バイクとタバコの関係

今ではすっかり見なくなった…なぜタバコ広告がなくなったのか?

 一昔前は、「レースといえばタバコ」というイメージを根付かせるほどの宣伝効果を得ていましたが、今現在ではタバコがスポンサーとなっているバイクを見かけることはなくなってしまいました。

 その理由は、WHO(世界保健機関)が発効した「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」が関係していると言います。

WHOが発効した「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」が、レースの世界からタバコのロゴが消えた事に関係している
WHOが発効した「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」が、レースの世界からタバコのロゴが消えた事に関係している

 この条約はタバコによる健康被害や犯罪などのトラブルを防ぐためのもの。公共の場での喫煙の制限やたばこの販売を規制する内容の他に、「たばこの広告、販売促進及び後援(スポンサーシップ)を禁止し又は制限する」と明記されています。これによって、レーシングマシンにスポンサーとしてタバコのロゴなどを載せることができなくなりました。

 そして2006年には、モータースポーツに関する国際ルールを制定している「国際自動車連盟」通称「FIA」も、タバコ広告及びスポンサーを禁ずる旨を全てのモーターレースに通達。2006年以降のレースから、タバコのスポンサーカラーが全て消えることになったそうです。

※ ※ ※

 バイクにタバコのロゴやカラーリングが多かった理由は、レーシングマシンに広告を打ち出すことは規制されていなかったことに目をつけたタバコメーカーが、こぞってスポンサーをしたためであるそうです。

 今ではタバコメーカーがレースのスポンサーをすることは許されていません。しかし、「バイクといえばタバコ」というイメージはいまだに根強いため、今でも宣伝効果は薄れていないと言えるかもしれません。

【画像】時代によってスポンサーカラーが違うマシンを画像で見る(15枚)

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