【MotoGP第6戦カタルーニャGP】Moto2佐々木歩夢選手 転倒リタイアながら「トップとの差は縮まっている」
MotoGP第6戦カタルーニャGPが、2024年5月24日から26日にかけて、スペインのバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行なわれました。今季からMoto2クラスに参戦する佐々木歩夢選手(ヤマハVR46マスターキャンプ・チーム)は、転倒リタイアでレースを終えました。
Moto2への昇格、ようやくポイント争いを視野に
佐々木歩夢選手(ヤマハVR46マスターキャンプ・チーム)は、前戦フランスGPで、今季よりステップアップしたMoto2クラスでの初完走を果たしました。開幕戦カタールGPと第2戦ポルトガルGPは転倒リタイア、第3戦アメリカズGPはポルトガルGP直後に受けた両腕の腕上がりの手術のために欠場となり、第4戦スペインGPはプラクティス2の転倒により、予選以降を走れなかったのです。

こうして迎えたカタルーニャGPでは2回のプラクティスで総合22番手となり、予選をQ1から臨みました。予選は25番手でした。
「10コーナーの立ち上がりでハイサイドになって、そこから0.4秒をロスしたんです。それがなければプラクティス2と同じ1分42秒9は出せたし、Q2に進めるタイムをマークできたと思います。フィーリングは良いし、フランスGPと比べても乗れてきていますよ」
「Moto2は1周をまとめるのが大変です。このサーキットは路面グリップが悪いので難しいですね。明日(の決勝レース)はかなりタイヤのグリップが落ちると思うので、タイヤが落ちたときにどう走るのかが自分の課題です。明日は経験のレースになると思います」

決勝レースでは1周目の4コーナーで他車に接触され、転倒リタイアとなりました。しかし、佐々木選手はMotoGP.comのインタビューの中で、「今週は今までと比べてトップとの差を縮めることができて、ポジティブなウイークだったと思います」とも語っていました。
「(転倒は)自分のせいではないだけに悔しいですけど、今週のポジティブな部分をピックアップして、連戦のムジェロで完走、ポイント争いができるように、このまま課題を改善しながら頑張っていきたいと思います」
MotoGP第7戦イタリアGPは、5月31日から6月1日、イタリアのムジェロ・サーキットで行われます。
■Moto2クラスとは……
Moto2クラスは、トライアンフ「ストリートトリプルRS」の排気量765ccの3気筒エンジンをベースに開発されたオフィシャルエンジンと、シャシーコンストラクターが製作したオリジナルシャシーを組み合わせたマシンによって争われる。タイヤは2024年よりピレリのワンメイクとなった。クラスとしてはMotoGPクラスとMoto3クラスの中間に位置する。
Writer: 伊藤英里
モータースポーツジャーナリスト、ライター。主に二輪関連記事やレース記事を雑誌やウエブ媒体に寄稿している。小柄・ビギナーライダーに寄り添った二輪インプレッション記事を手掛けるほか、MotoGP、電動バイクレースMotoE取材に足を運ぶ。






