ホンダに続いてスズキまで…消えゆく50cc原付! 現行モデルラインナップは?

ホンダに続きスズキからも50cc原付バイク生産終了を検討している旨が発表され、世間を賑わせたのも記憶に新しいですが、そもそも2024年8月現在、国内4メーカーからはどのような50cc原付がラインナップされているのでしょうか。

迫る50ccバイクの生産終了..現行モデルのラインナップはどうなってる?

 2024年8月、スズキが総排気量50cc以下の原付一種の生産終了を検討していることがわかりました。これは2025年11月に原付バイクの排ガス規制が強化されるのが要因で、規制をクリアするには開発コストがかかり、採算がとれなくなるのが主な理由と言われています。

 すでにホンダも生産終了を決めており、原付の国内生産は事実上すべて終了する見通しとなっています。

50ccの原付一種モデルの国内生産は事実上すべて終了する見通しとなっている
50ccの原付一種モデルの国内生産は事実上すべて終了する見通しとなっている

 長らく庶民の生活の足として活躍してきた原付ですが、今後は125ccクラスのモデルの最高出力を制限した「新基準原付」が導入され、原付一種扱いとなる予定。これにより、現在カタログに載っているモデルが新車で買える最後の原付一種になりそうです。

 現状で、原付一種を販売しているのは4大メーカーの内、カワサキを除いた3社。では2024年8月現在、国内メーカーからはどのような50cc原付がラインナップされているのでしょうか。

 まず、もっとも多い10車種を取り揃えているホンダは、カブシリーズ、一般向けスクーター、ビジネス向けモデルの3つのカテゴリーに分けられます。

ホンダの原付一種「クロスカブ50とスーパーカブ50」
ホンダの原付一種「クロスカブ50とスーパーカブ50」

 ホンダの代表作といえる「スーパーカブ50」は、1958年から世界各国で発売され続けてきた超ロングセラーモデル。ギア付モデルながら自動遠心クラッチを採用しているため操作が簡単で、抜群に燃費がよく経済性に優れているのが特徴です。

 また、スーパーカブ50と基本構造は同じで、アウトドアテイストの遊び心をプラスしたのが「クロスカブ50」です。ひと回り小さい14インチホイールを採用し、カブの特徴のひとつといえる足元のレッグシールドをなくしているため、小回りが利き軽快な走りが楽しめます。 

 この2モデルに加え、新聞配達や配送業務のビジネスの使用に特化した「スーパーカブ50プロ」もラインナップしています。カブのエンジンは頑丈にできているので、しっかりメンテナンスさえすれば、これからも長く乗り続けられるバイクと言えるでしょう。

 また、ホンダからは一般向けスクーター3モデルもラインナップ。まずひとつ目の車種は、愛らしい個性的なデザインで人気なのが「ジョルノ」です。

 フロントのグローブボックス内には、スマートフォンの充電ができるアクセサリーソケットを装備。街並みになじむソフトなカラーリングと丸みのあるスタイルで、若い女性ユーザーから支持を得ています。

 そして日常の使い勝手の良さを重視したのが、「タクト/タクト・ベーシック」です。

 ホンダの50ccラインナップで最安値となるタクト・ベーシックは、足つき性を配慮したローシートを採用したスタンダードモデル。一方タクトは、アイドリングストップシステムを採用し、細部に上質感あるつくりが施してあるのが特徴で、どちらもスピードメーターの時計表示機能やリアキャリアなどを装備し、コストパフォーマンスに優れています。

ホンダの原付一種スクーター「DUNK」
ホンダの原付一種スクーター「DUNK」

 そして、角ばったデザインで若者を中心に人気を集めるのが「DUNK(ダンク)」です。乗り心地のよい縦長のフラットシートの下には、容量23Lのラゲッジスペースを完備。またアルミ製キャストホイールにフロントディスクブレーキを装備するなど、質感の高さも魅力となっています。

 ちなみに、ビジネス向けのスクーターモデルとして「ベンリィ」「ベンリィ プロ」もラインナップされています。どちらも最大積載量30kgの大型リアデッキを設け、給油の回数を軽減できる10Lの大容量燃料タンクを装備しています。

 またもう一つのビジネスモデルが、スリーターの「ジャイロX」と、大型フロントスクリーンとルーフを装備した「ジャイロキャノピー」。3輪ならではの走破性の高さから、ビジネス用途だけでなくレジャーバイクとしても人気が高いモデルです。

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