本当に必要なの? バイクの「暖機運転」ってなに

一昔前は当たり前とされていたバイクの「暖機運転」ですが、本当に必要なのでしょうか。

フューエルインジェクション(FI)採用車では不要、キャブレター車は車種による

 バイクを走らせる前には「暖機運転」が必要だと、聞いたことがある人もいるでしょう。 一方で、「それはひと昔前のバイクに限った話で、今時のバイクに暖機運転は必要ない」という説もあります。
 
 暖機運転は、ニュートラルに入れた状態で数分間アイドリングをして、エンジンを温めてから走行すること。冷えて粘度の増したガソリンを温めて霧化を促したり、エンジンオイルを温めて各部へ行き渡らせることで、金属摩耗を防いだりする目的があります。

 しかし、最近のバイクの取扱説明書には以前にはあった暖機運転の必要性や、やり方などの記述はありません。バイクの暖機運転は必要なのでしょうか。

暖機運転はフューエルインジェクション(FI)採用車は不要、キャブレター車は車種により必要なものもある
暖機運転はフューエルインジェクション(FI)採用車は不要、キャブレター車は車種により必要なものもある

 暖機運転はフューエルインジェクション(FI)採用車は不要、キャブレター車は車種により必要なものもあると言われています。

 フューエルインジェクションとキャブレターは、エンジンに接続されている燃料供給装置の名前で、役割はどちらも同じ。

 ガソリンを霧状にして空気と混ぜ合わせた混合気を作り、それをエンジンに送り込むというもので、エンジンに送り込まれた混合気が爆発、燃焼することでバイクが動く仕組みです。

 分かりやすく言うと、その一連の流れをセンサーによりデジタルでおこなっているのがフューエルインジェクション、そしてアナログでおこなっているのがキャブレターです。

 フューエルインジェクションは、電子制御により気温やエンジンの温度などを検知し、それに応じた適切な混合気の濃度や噴射量をコントロールします。そのため、たとえ寒冷地や冬の早朝などエンジンが冷えた状態であっても、問題なく走り出すことができます。

 しかし、電気を使わないキャブレターはそうはいかず、暖機運転をしてエンジンを温める事が必要。そうしないと、冷えたガソリンの霧化がうまくいかず、エンストしてしまうこともあり、繰り返しているとエンジンの寿命を縮めてしまうことにもなるため、避けたいところです。

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