【MotoGP第15戦インドネシアGP】Moto2小椋藍選手2位表彰台。ランキング2番手との差を42ポイントに広げ日本GPへ
MotoGP第15戦インドネシアGPが、2024年9月27日から29日にかけて、インドネシアのプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・サーキットで行なわれました。Moto2クラスに参戦する小椋藍選手(MTヘルメット - MSI)は2位表彰台を獲得し、ランキング2番手に対し、ポイント差を42に拡大しました。
ランキングトップ、いよいよ母国GPへ
前戦のエミリア・ロマーニャGPを終え、小椋藍選手(MTヘルメット – MSI)はMoto2クラスのチャンピオンシップのランキングトップにつけていました。ランキング2番手はチームメイトのセルジオ・ガルシア選手(MTヘルメット – MSI)で、2人の差は22ポイントでした。

シーズン後半に入って、オーストリアGPで転倒、右手の骨折を負ったにもかかわらず優勝や表彰台獲得といった結果を続ける小椋選手に対し、ガルシア選手も負傷があったとはいえ、調子を落としています。シーズンを通した2人の成績は対照的で、それはポイント差に表れていました。
今大会もまた、小椋選手は予選Q2で3番手を獲得し、1列目から決勝レースをスタート。対するガルシア選手は、5列目15番手からのスタートでした。
小椋選手は1周目から3番手につけ、その後、2番手争いを展開して12周目にポジションを上げると、3番手以下を引き離してゴールしました。
小椋選手はMotoGP.comのインタビューで「(優勝したアロン・)カネト選手が速いのはわかっていたので、今日はたぶんついてはいけなかったと思います。ただ、2番手のバトルはしなくて済んだレースだったので、序盤に少し落とし過ぎたように思いますね。そのあとグループから抜け出して、ギャップを保って2位でゴールできました」と、レースを振り返っています。
小椋選手は、レースの内容として見れば満足はできないものの、チャンピオンシップを考えれば悪くはない結果だった、と考えています。

タイトルを争うガルシア選手は転倒リタイアに終わりました。この結果、小椋選手はガルシア選手との差を42ポイントに広げています。
小椋選手は過去2年、日本GPで、2022年には優勝し、2023年には2位を獲得しています。今年も表彰台獲得は十分に期待できるでしょう。
次戦第16戦は、日本GPです。10月4日から6日にかけて、栃木県のモビリティリゾートもてぎで行なわれます。小椋選手は、堂々のランキングトップとして母国グランプリを迎えます。
■Moto2クラスとは……
Moto2クラスは、トライアンフ「ストリートトリプルRS」の排気量765ccの3気筒エンジンをベースに開発されたオフィシャルエンジンと、シャシーコンストラクターが製作したオリジナルシャシーを組み合わせたマシンによって争われる。タイヤは2024年よりピレリのワンメイクとなった。クラスとしてはMotoGPクラスとMoto3クラスの中間に位置する。
Writer: 伊藤英里
モータースポーツジャーナリスト、ライター。主に二輪関連記事やレース記事を雑誌やウエブ媒体に寄稿している。小柄・ビギナーライダーに寄り添った二輪インプレッション記事を手掛けるほか、MotoGP、電動バイクレースMotoE取材に足を運ぶ。





