時にはズレててもいい!? 「オフセット」とは?【バイク用語辞典】

バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。

エンジン内部にも採用されている「オフセット」

「オフセット」とは、簡単にいうと2つのパーツの中心点や力点がズレていることを指します。

オフセットシリンダーの仕組み(出典:ホンダ)
オフセットシリンダーの仕組み(出典:ホンダ)

 例えばエンジンで、クランクシャフトに対してシリンダーが中央部にはない場合を「オフセットシリンダー」(またはオフセットクランク)と呼びます。

 通常、ピストンは燃焼時の圧力により押し下げられる際に、シリンダーの側壁方向にも押し付けられる力(サイドフォース)が働きますが、燃焼の際の最大筒内圧力時にピストンとコンロッドが一直線になるようにオフセットさせることで、ピストンとシリンダーの摩擦ロスを低減し、燃焼で生み出されるパワーを効率よく引き出すことが可能となります。

 また、カスタマイズでリアホイールを太くした時、チェーンがタイヤに干渉することがあります。この場合、スプロケットにカラーなどを噛ませて外側にズラします。これを「スプロケットを外側に○○mmオフセットした」などと言います。

【画像】時にはズラすことも必要!? オフセットされたエンジン機構やスプロケットを画像で見る(5枚)

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