レーシーなビジュアルがカッコいい! ドゥカティ「スクランブラー・フル・スロットル」は気軽に乗れる楽しいバイク
レーシングライダーの石塚健選手が試乗した、ドゥカティ「スクランブラー・フル・スロットル」をレポートしてくれました。
レーシーな見た目と扱いやすさが両立されたオシャレな1台
皆さんこんにちは! レーシングライダーの石塚健です。これまでに多くのメーカーさんの車両に試乗し、沢山インプレッションをしてきました。
国内メーカーはもちろん、ほとんどの外国産メーカーにも乗ってきたかと思いますが、誰もが知っているような有名で人気の高いメーカーのなかで唯一、サーキットでも一般道でもまだ乗ったことがないメーカーがあります。
それはドゥカティ。今回はそんな念願のドゥカティ「スクランブラー・フル・スロットル」に試乗してきたので、早速インプレッションをしていきたいと思います!
2022年11月7日にドゥカティワールドプレミアで初公開された、スクランブラー・フル・スロットル。ドゥカティのスクランブラーにもいくつかモデルがあり、その中のスポーツモデルがフル・スロットルです。

スクランブラー・フル・スロットルでは、ダートのオーバルコースで開催される米国のフラットトラックレースにインスパイアされたデザインが採用されています。
ちなみにサイドのゼッケンプレートの62番は、初代スクランブラーがデビューした1962年にちなんで付けられた番号だとか。カフェレーサースタイルを取り入れた、スタイリッシュでスポーティな見た目が特徴的で、おしゃれでカッコ可愛い印象です。
個人的にドゥカティといえば、テルミニョーニ製のマフラー! このバイクにも、もちろんステンレス・スチール・サイレンサーが搭載されています。
搭載されている排気量803ccの空冷L型2気筒デスモドロミックエンジンは、ドゥカティが長年採用しているもので、同社の代名詞的存在。足つき性は良好で、身長165cmの僕は踵までしっかりと地面に着きました。
大型モデルとしてはコンパクトで、車体重量(装備重量)も185㎏と比較的軽量な点も扱いやすいと思います。

それでは走行していきましょう。ファーストインプレッションは軽い! 取り回しの時点で軽かったのですが、走行時のハンドリングの軽快さも抜群でした。
コーナーもヒラヒラとバンクしていき、素直に旋回していく感じ。そして立ち上がりのトルク感も丁度よく扱いやすいし、ドコドコドコというエンジンの鼓動感がめちゃくちゃ気持ちいい!
ハンドルのポジションが高めに設定されているので、リラックスした姿勢でライディングを楽しめます。またクラッチが非常に軽く、これなら渋滞でも手が疲れにくいなと思いました。
発進、停止に加えて、シフト操作もとてもスムーズに行えるなど、とてもライダーフレンドリーな印象です。
スクランブラーは、“気軽に乗れる楽しいバイク”という印象そのままの1台。
高回転で走りたい方や高速での巡航をメインに走る方には少し物足りないかもしれませんが、街乗りメインでオシャレに走りたい方やドゥカティを気軽に楽しみたい方にオススメしたいモデルです。
そんなスクランブラー・フル・スロットルの価格(消費税10%込)は153万8000円。今回試乗したカラーリングはRed GP19/Dark Stealth(レッド&ブラック)。MotoGPマシンをイメージした赤と黒の組み合わせで、レーシーな雰囲気がカッコいいと思います!
気になった方は是非、販売店で実際に乗ってみてくださいね! それでは。
Writer: 石塚健
(レーシングライダー)埼玉県出身の30歳。3歳からポケットバイクに乗り始め、ロードレースというオートバイ競技に参戦。現在は世界各国で活躍できるライダーを目指して日々、活動中。 2019年から、ヨーロッパでおこなわれる「FIM CEV REPSOL Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップ」への挑戦を開始。2025年は「FIM 世界耐久選手権」に、フランスのDafy-RAC41-Hondaより参戦し世界タイトルを目指します。自身のチームも立ち上げ「鈴鹿8耐」にも参戦! スポンサー募集中です! 応援よろしくお願いします。









