サクサク食感で身はほっこり 海なし県の道の駅で春の訪れを感じる定食を堪能 美味しいアジフライを求めて走る旅

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。栃木県「道の駅 東山道伊王野」を訪れ、「和食処 あんず館」のアジフライ定食をいただきました。

大きな2連水車がランドマークの「道の駅」は手打ちそばが人気

 美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が訪れたのは栃木県の那須塩原市です。この日は、レッドバロンが運営する那須モータースポーツランドで開催された「ステップアップ試乗会」の取材でした。普通二輪免許しか保持していなくても、大型車の試乗ができるクローズドなサーキットならではのイベントです。

取材後、遅めの昼食を目的にやってきたのは「道の駅 東山道伊王野」。大きな水車がランドマークになっている
取材後、遅めの昼食を目的にやってきたのは「道の駅 東山道伊王野」。大きな水車がランドマークになっている

 試乗できる車両は20台ほどあり、国内・海外メーカーの最新モデルが用意されています。先導付きでコースを走るので、大型車が初めての人でも安心です。参加料金は1000円で1日乗り放題。2025年モデルのスズキ「Hayabusa」をはじめ、ヤマハ「XSR900 GP」や「MT-09」など、興味のある車両も多くて筆者も参加したくなるイベントでした。

 取材を終えて、筆者が向かったのは那須モータースポーツランドからバイクで10分ほどの「道の駅 東山道伊王野(とうさんどういおうの)」です。昼過ぎだったので、道の駅ならまだランチが食べられるだろうとやってきました。

 駅名の「東山道」ですが、「とうさんどう」や「とうせんどう」と読むそうです。古くは奈良時代に滋賀県から群馬、栃木県までの内陸部と東北地方を含む地域を指しています。道としても奈良から青森までのルートが「日本書紀」に記されているそうです。

 江戸時代には中山道や日光例幣使街道(にっこうれいへいしかいどう)、奥州街道に再編、統合されました。この道の駅も「東山道」のルート上にあるが故のネーミングだと思いますが、現地ではそれに関する記述は見つけられませんでした。

 難しいことはさておき、店が閉まらないうちに昼飯です。

 まず目に留まったのは「お食事処 水車館」です。店の入り口にあるメニューを見ると「水車もりそば」や「水車天ざる」など、水車が回す石臼で挽いたそば粉を使って、蕎麦打ち職人の手による料理が人気のようですが、既に売り切れていました。そう言えば、道の駅入口近くに大きな水車がありました。

 見回すと「和食処 あんず館」という食堂もあります。そちらのメニューには地元の名産品らしき「後藤牛ローストビーフ丼」や「プレミアムヤシオマス丼」のほか、カレーに定食などいろいろあります。そして、こんな山の中なのに「アジフライ」に「エビフライ」「カキフライ」があるではないですか!

 カタカナ羅列で読みづらい「プレミアムヤシオマス丼」も気になりますが、使命感に駆られた筆者は「アジフライ定食」に決定です。

 券売機で食券を購入して窓際のテーブル席に座りました。もしや近畿地方の鯵が東山道を通って遥々那須までやってきたか……などとどうでも良いことを考えていると、食券の番号が呼ばれてカウンターで受け取ります。

「和食処 あんず館」の「アジフライ定食」。サラダが付いてくるのが嬉しい。アジフライは単品でもオーダーできる
「和食処 あんず館」の「アジフライ定食」。サラダが付いてくるのが嬉しい。アジフライは単品でもオーダーできる

 皿に盛られたアジフライは意外と大きいではないですか。厚みもそこそこで2枚重なっています。付け合わせはキャベツにミニトマト。カラシとタルタル、レモンが添えてあります。サラダと小鉢、ご飯、味噌汁、漬物で「和食処 あんず館」の「アジフライ定食」です。味噌汁に蕗が入っていて山の幸を感じられます。

 アジフライは揚げたてで揚げ色はきれいなキツネ色。サクサクの衣にほっこりした身が良い感じです。海から遠く離れた那須で食べるアジフライも悪くないものです。

 ボリューム的には普通盛りだと少しご飯が足りないかな、という感じです。撮影で歩き回って空っぽだった胃が満たされていく充足感と共に完食です。

 日曜日ということもあって、道の駅には家族連れやライダーも多く見られますが、地元の人かと思われる利用者の割合も多い印象です。

 そんなこんなで、早朝から移動していたので温泉でも入ってのんびりしていきたいなぁと思いながら「道の駅 東山道伊王野」を後にする筆者でした。

【画像】キレイな揚げ色で食感もイイ! 大き目サイズが2枚の「アジフライ定食」を見る(19枚)

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Writer: 増井貴光

旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

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