便利だけど要注意!? ツーリングでインカムを使用するメリットとリスクを徹底解説

バイクでのツーリングをより快適にするために、多くのライダーが利用しているインカム。ライダー同士の会話など楽しさの幅が広がる反面、運転中の集中力に影響を及ぼす危険性もあります。そんな、便利なインカムに潜むリスクをご紹介します。

インカムの意外な注意点とは?

 インカムは、マスツーリング中にライダー同士でコミュニケーションを取る手段として、非常に便利なアイテムです。

 さらに、スマートフォンと連携すれば、音楽やラジオを聴いて気分を上げたり、ナビゲーションの音声案内を受けたりできるものも少なくありません。

 そして、昨今販売されているインカムの多くは、グローブを装着したままでも、ボタンひとつで簡単に操作できるものがほとんどです。

 つまり、インカムを使用すればスマホを操作したり注視したりする必要がなくなり、より安全かつ楽しくバイクを運転できるようになると言うわけです。

 その利便性からか需要は高く、都内のバイク用品店では入店してすぐに目にとまりやすいように、入り口付近にコーナーを設置している店舗を多々見かけます。

 このように、インカムの使用は、より快適かつ楽しいバイクライフにつながる一方で、適切に使用しなければ、思わぬ事故を引き起こす危険性のあるアイテムでもあります。

インカムは、マスツーリング中にライダー同士でコミュニケーションを取る手段として、非常に便利なアイテム
インカムは、マスツーリング中にライダー同士でコミュニケーションを取る手段として、非常に便利なアイテム

 たとえば、音声を聞くことに集中するあまり、周囲の音に対する感覚が鈍くなってしまう危険性が挙げられます。

 バイクの運転中は、エンジン音や周囲のクルマの音など、注意深く聞かなければならない音が多々ありますが、音楽や会話を聞くことに集中してしまい、こういった音を聞き逃してしまうと非常に危険であることは、言うまでもありません。

 また、マスツーリングでの進行方向や休憩場所の確認など、運転中の会話は有益な物が多い一方で、運転に集中できない原因となる場合もあるでしょう。

 さらに、インカムで大音量の音楽を聴いたり通話したりする中で、緊急車両のサイレン音を聞き逃したり、歩行者に気付かずに事故を起こしてしまうと、「安全運転義務違反」とみなされ、罰則が科せられる可能性が高いのも事実です。

 安全運転義務違反とみなされた場合は違反点数2点に加え、原付の場合は6000円、それ以外の二輪車は7000円の反則金が科せられることになります。

 また、反則金を支払わなかった場合は3か月以下の懲役、もしくは5万円以下の罰金という、かなり重い罰則が科せられる可能性もあるので覚えておきましょう。

 インカムを使用する際は音量を適切に調整し、常に周囲の状況に気を配ることが、安全なライディングにつながります。

※ ※ ※

 インカムは、ツーリングや長距離走行中のコミュニケーションをよりスムーズにするために欠かせない、ライダーにとって便利なアイテムです。

 しかし、適切に使用しないと周囲の音が聞こえづらくなったり、運転に集中できなくなったりする危険性もあるため、インカムを使用する際は周囲の音が聞こえるくらいの音量に調整し、周囲の状況に気を配ることが重要です。

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