適当にやってない? MTバイクのギアチェンジの正しいタイミングとは
知ってた? 大型バイクの方があまりギアチェンジをしなくていい理由
バイクの排気量によって、必要なギアチェンジの回数自体が変わることもあります。
排気量によってギアチェンジの回数が変わる理由は、「トルクが発生する回転域の広さ」と「トルクの大きさ」が異なるため。
単気筒や2気筒、4気筒などエンジン型式による特性の違いもありますが、たとえば250ccのバイクはエンジンの排気量が小さいため、発生できるトルクの量が限られていることで低回転域では力が弱く、ある程度エンジンを回さないと加速力を得ることができません。
また、トルクがしっかり出る回転域も狭いため、加速に合わせて細かくギアを切り替える必要があります。
一方、1000ccのバイクは排気量が大きいため、低回転から十分なトルクを発生。そのため、同じ速度域でも高いギアのままで余裕のある加速ができるため、ギアチェンジの回数が少なくて済むという訳です。

極端な話をすれば、1000ccバイクの中には2速のままでも発進から街中の走行がこなせるほどの力がありますが、250ccのバイクではそうするとエンジンやミッションに負担がかかり、加速できなくなってしまう事もあります。
この違いは、気幅広い排気量のラインナップがあるホンダ「レブル」の250ccと1000ccモデルを比較すると顕著です。
まず、1000ccのモデルの最大トルクは250ccのモデルの4倍以上であり、最大トルクが発揮される回転数は1000ccモデルの方が2000回転ほど下回っています。
つまり、レブルの1000ccモデルの方が、低回転から大きなトルクでバイクを動かせるモデルだという事を意味します。この排気量による特性の違いは、それぞれの走りの持ち味にもつながっています。
小排気量バイクは軽快な吹け上がりで使い切る楽しさを持つバイクが多い一方、大排気量バイクの多くは余裕のある走りや快適性が特徴のバイクが多く存在するのはその為です。
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ギアチェンジのタイミングは単なる操作のひとつではなく、エンジンの特性や走行シーンに応じた「走りのリズム」を整える重要な要素です。
バイクの性能をより深く理解し、自分のバイクに合ったギアチェンジの感覚を身につけていくことで、バイクの楽しみかたの幅も広がるかもしれません。









