なかなかの絶景 九十九里浜を望む『浜茶屋協栄』へ 美味しいアジフライを求めて走る旅
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。千葉県大網白里市で九十九里浜を一望できる『浜茶屋協栄』を訪れました。
人気は九十九里浜産の「焼きはまぐり」だけど……
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が訪れたのは千葉県の九十九里浜に面する大網白里市です。前日からお隣の白子町にあるバケーションレンタルできるガレージハウス「POP FIRE TOWN」で開催されている「Route66アートツアー」に写真展示で参加していました。

3日間の開催2日目、「POP FIRE TOWN」の支配人にアジフライが美味しい店を訊くと、大網白里にあるということで向かいました。一緒に出展しているボンネビル・スピードウィークにホンダ「スーパーカブC100」で挑戦する「LSA-KUROKI RACING」の黒木さんとBさんも「お腹へった~」と、同行します。
九十九里有料道路と並行した県道30号を筆者の「CT110」と黒木さんの「C100」で10分ほど走って白里海水浴場近くの目的の店「浜茶屋協栄」に到着です。駐車場が県道側と店を挟んだ海側にもあるのでグループツーリングで訪れても安心です。
階段を上がって店に入ると、まだ開店時間の10時を少し過ぎたくらいだったので、筆者たち以外に客はいません。窓際に座ると、九十九里有料道路を挟んで九十九里浜と太平洋がドーンと広がっていてなかなかの絶景です。
九十九里浜産の新鮮な「はまぐり」を卓上で焼ける「焼きはまぐり」や「海鮮網焼きセット」が人気だそうですが、イベント出展中なのでそんなにのんびりはできません。当初の目的通り「あじフライ定食」を3人ともチョイス。しかし九十九里名産のイワシも食べたいということで、みんなでシェアしようと「いわしフライ」と「あじのなめろう」を単品でお願いします。
ボンネビルの話などをしながら待つこと10分ほど、まずは「あじのなめろう」、続けて「あじフライ定食」と「いわしフライ」が出来上がってきました。

「あじフライ」は普通より大きめで厚めです。それが3枚なのでかなりボリュームがあります。付け合わせはキャベツの千切りにトマトとキュウリで、マヨネーズとカラシ、レモンが添えてあります。小鉢とご飯、味噌汁、漬物にデザート的な缶詰のミックスフルーツが揃って「浜茶屋協栄」の「あじフライ定食」です。
まずは「あじフライ」からいただきます。揚げたて熱々、粗めのパン粉でサクッと良い感じの衣に身はホクホク。下味がしっかりしていてソース無しでも美味しくいたたけます。まぁまぁなサイズが3枚なのでボリュームはかなりあります。さらに単品の「いわしフライ」もあるのでバランスを考えるとご飯は大盛りにするべきでした。
「いわしフライ」は鯵よりも「魚感」があって味濃いめ、季節的なものなのか、脂が乗っていてなかなか美味しいです。3枚を3人で分けて全員満腹です。
イベントをいつまでも空けているわけにもいかないのでPOP FIRE TOWNに戻りますが、帰りは筆者が「C100」に乗らせてもらいました。このバイクは1958年にデビューした「スーパーカブ」の初期型です。エンジンは現行スーパーカブに続くOHCではなくOHVですが、4.6馬力と現行モデルと比べても遜色ありません。しかも車両重量が66kgしかないので、想像以上に速くてビックリです。
黒木さんは「C100」をベースにしたランドスピードレーサーでボンネビル・スピードウィークに出場し、最高速にチャレンジします。排気量の大きい車両のような「OHV感」は薄いですが、「バイクに乗ってる感」は現行車とは比べ物にならないほどで、ちょっと欲しくなってしまった筆者でした。
■浜茶屋協栄
所在地:千葉県大網白里市南今泉4881-78
営業時間:10時~15時30分(火曜定休)
※営業時間、休日は変更となる場合があります

Writer: 増井貴光
旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110



















