一体いつ、どれを見ればいいの? 情報量が 多すぎるバイクのメーターそれぞれの役割とは
バイクのメーターには、速度やエンジン回転数だけでなく、燃料残量や走行モードなど、多くの情報が表示されるようになっています。それぞれどのような役割があるのでしょうか。
バイクのメーターは主に5種類
バイクのメーターは、ライダーに必要な情報を提供する重要な装備です。
従来のアナログメーターを採用したバイクの多くは、速度計と回転計、燃料計程度が基本装備でした。
しかしメーターの進化により、ライダーは走行状況をより細かく把握し、最適なライディングが可能になっています。
その一方で、スピードメーターや燃料計以外は、何に使うのかよく分からないという人も居るでしょう。
そこで、バイクのメーターにはどのような種類があり、それぞれどのような役割を担っているのかを解説します。

●スピードメーター
スピードメーターは、バイクの走行速度を表示するもっとも重要なメーターです。一般的に、ホイールやミッションから回転情報を取得し、速度を算出するしくみで、主にアナログ式とデジタル式の2種類があります。
アナログ式は針が速度を指し示し、デジタル式は数値で表示する方式が多く見られます。特にデジタルメーターの場合は数値で表示されるため、一瞬で視認しやすいメリットがあります。
●オドメーター
オドメーターは走行距離を累積で表示し、バイクの総走行距離を管理するためのメーター。オドメーターに表示された走行距離は、メンテナンス時期を判断するのに役立ちます。
また、走行距離をリセットすることはできないため、バイクを手放しても数値は次の所有者へ引き継がれるため、中古車の状態を判断する基準のひとつになっています。
●トリップメーター
トリップメーターは、特定の走行距離を測定できる装備で、燃費計算やツーリング時などの走行距離の管理に役立つメーター。
オドメーターとは違ってリセットが可能で、給油タイミングの把握などに活用できます。
また、ホンダ「CBR400R」など、トリップメーターとオドメーターを切り替えられるモデルもラインナップされています。

●タコメーター
タコメーターはエンジンの回転数を表示する装置で、特にマニュアル車ではエンジンの負荷や適切なシフトチェンジの判断に役立ちます。
エンジンの回転を適切に管理すれば、燃費の向上やエンジン寿命を延ばす事も可能。
レッドゾーン(赤く表示されている部分)を超えてエンジンを回し続けると、エンジンに負担がかかり故障するおそれもあるため、レッドゾーンに入ると警告灯が点灯するモデルもあります。
●ギアポジションインジケーター
ギアポジションインジケーターは、現在のギアを表示する機能で、特に初心者やマニュアル車に慣れていないライダーにとって便利な機能です。
無駄なシフトチェンジやギア抜けを防ぐために、1速から6速、N(ニュートラル)などが表示されます。
特に、大型バイクでは標準装備されていることが多く、適切なギアでの走行をサポートしてくれる便利な装備です。
最新のバイクにはさまざまな多機能ディスプレイが搭載されている
昨今販売されている多くのバイクには、TFTディスプレイが採用されており、スピードや回転数といった基本的な情報以外に、さらに多くの情報が表示されるようになりました。
たとえば、水温計は水冷エンジン搭載車において、エンジンの温度を確認するためのメーターです。
通常は70度から100度程度が適正範囲とされており、メーターの表示をチェックしながら走行することが推奨されています。

水温計を確認しエンジンの適正温度を維持することは、燃焼効率を向上させ、トラブルを未然に防ぐことにつながります。
また、燃費計はリアルタイムでの燃費や平均燃費を数値化し、ライダーがより経済的な運転を意識できるようにするための機能で、特に長距離ツーリングや日常の燃料コスト管理に役立ちます。
さらに、近年はライディングモード、トラクションコントロールのレベルを表示する車両や、外気温計や航続可能距離計などを表示するスズキ「バーグマン400」など、多様な情報を表示するモデルも増えています。
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バイクのメーターは、速度や回転数を表示する基本的な機能から、燃費や走行モード、トラクションコントロールの状況まで、多様な情報を提供するものへと進化しています。
ただし、情報量が増えることで、走行中にすべてを確認するのが難しくなる場合もあるため、ライダーは自分のスタイルに合ったメーターのあるバイク、または表示切り替えを行い、必要な情報を的確に把握することが重要といえるでしょう。









