日本のレースと全然違う!? ル・マン24時間レース現地観戦で感じた本場ならではの楽しみ方とは〜小野木里奈の○○○○○日和〜
今回の『小野木里奈の○○○○○日和』は、バイク好き女優の小野木里奈さんが初めて現地観戦したEWC2025 開幕戦 ル・マン24時間レースのレポート前編です。
海外レースを初の現地観戦!
皆さん、こんにちは! バイク好き女優の小野木里奈です。ついに、夢が叶いました! モータースポーツ好きなら一度は憧れる「ル・マン24時間耐久ロードレース」を、今年ついにフランスの現地で観戦してきました。
初めての海外観戦は、不安とワクワクが入り混じる中、想像を超えるレース本場のスケールと人々の熱狂に圧倒されっぱなしでした。
今回は「初めてでも絶対楽しめるル・マン24時間耐久ロードレース観戦レポート」として、パレードから決勝前夜までの前編をお届けします。それでは、いってみましょう!
まずはじめに、ル・マン24時間耐久ロードレースについて簡単に説明します。
そもそもロードレースとは、舗装されたサーキットで行われるオートバイレースのこと。そして耐久レースとは、1チームにつき1台のバイクで、決められた時間の中、周回数を競うレースです。
そしてル・マン24時間耐久ロードレースはその名の通り、24時間の中で周回数を競います。日本で有名な耐久レースは三重県の鈴鹿サーキットで開催される「鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下、鈴鹿8耐)」で、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
ちなみに日本でも認知度が高いMotoGPは、決められた周回数で速さを競う「スプリントレース」。簡単に例えるならば、耐久レースは長時間の中でのペース配分や安定性など、作戦の元でチームメイトと1つのバトンを繋ぎゴールを目指す駅伝みたいな感じで、スプリントレースはひたすらタイムを競う中距離走のようなイメージです。

耐久レースは、長時間に及ぶレースなのでライダーが走行するだけでなく、メカニックたちによる給油やタイヤ交換、マシンメンテナンスやライダー交代なども行われます。
これもレースの時間に含まれるので、ライダーが速く走るだけでなくメカニックの動きにも効率とチームワーク、そして速さが求められます。
このメカニックの一連の作業を「ピットワーク」と呼び、作業シーンも観戦の魅力となっています。
今回観戦したル・マン24レースは、世界耐久選手権(=EWC)というシリーズ戦の1戦で、チームは世界各地で開催される耐久レースでポイントを獲得し、年間チャンピオンが決まります。
そして、主に2つのクラスに分けられて競い合うのですが、その1つ目はEWCクラスという市販車ベースではあるものの、フルカスタムOKで最新技術アリの「最強マシンクラス」で、主にワークスチーム(メーカー直系のチーム)などが参戦しています。
2つ目のSSTクラスはほぼ一般に市販されているバイクそのままで戦う、マシンの改造範囲がかなり狭いクラス。ざっくりとした説明ですが、この2つのクラスが混走でレースを戦い、各クラスで表彰台を競います。
なお、ル・マン24時間耐久ロードレースはフランスのル・マンという街にあるブガッティ・サーキットで開催され、このシリーズ戦の開幕戦でもあります。
ル・マンはレース発祥の地でクルマの24時間耐久レースが有名。バイクレースは毎年4月中旬の土日に決勝レースが行われます。
今年は4月19日の午後3時にスタートし、翌日20日の午後3時にチェッカー(レース終了)を受けるスケジュール。決勝の前にはパレードやフリー走行、ナイトプラクティス、ピットウォーク、2日間の予選が行われるので、決勝前からレースウィークを楽しむことができます。

とはいえ「24時間って長すぎないか!?」と思いますよね? 私もそう思います(笑)。間近で観ていて「なんて過酷なレースなんだろう」と体感しました。
だからこそ、ル・マン24時間耐久ロードレースを完走することだけでも、とても高い評価を受けるんだそうです。
今回、私は4月16日にパリからTGVという特急列車でル・マンの街を訪れました。なんと、到着早々びっくりなことが! この日はサーキット内ではなく、街の中心部にあるジャコバン広場にてパレード走行が開催されるとのこと!
パレードでは実際に出場するチームのライダーがレースと同様の全身装備でマシンに乗り、サーキットからこの広場へマシンに跨って向かいます。
もう既に日本では見られない光景でびっくり。この広場の隣にはカトリック大聖堂もあり、とても迫力のある光景でした。
その後は広場に選手とマシンが並び、選手にサインをもらえるなど交流をする場が設けられていました。
普段は広々とした広場がこのイベント中は人でひしめき合っていて、すでにレースの愛され度の高さが伝わってきます。
マシンが人混みの中に置いてあるけど、倒れないのかな? と心配になってしまうほど(笑)。 イベント後はブガッティ・サーキットへ向かいました。
















