違反で反則金が科せられる可能性も!? 雨の日にバイクで走る際は水たまりに気を付けて! 雨にまつわる事故や違反の危険性を徹底解説

雨天時のバイクの運転は視界が悪くなったりブレーキの効きが鈍くなったりと、さまざまな点に注意する必要があります。なかでも注意したいのが「ハイドロプレーニング現象」ですが、発生するとライダーにどのような影響を及ぼすのでしょうか。

ハイドロプレーニング現象で、ハンドル操作やブレーキ操作が不能に!?

 梅雨や夏の夕方は、突然の雨に見舞われることも少なくありません。雨天時のバイクの運転は、視界が悪くなったりブレーキの効きが鈍くなったりと、さまざまな点に注意する必要がありますが、なかでも注意したいのが「ハイドロプレーニング現象」です。

 ハイドロプレーニング現象とは、タイヤと路面の間に水の膜ができることで、ハンドル操作やブレーキ操作が効かなくなる危険な現象。
 
 この現象はタイヤのトレッドパターン(溝)では排水しきれなくなった場合に発生しやすく、高速走行時や深い水たまりを通過する際に起こるとされています。

 そんなハイドロプレーニング現象については、大手タイヤメーカーダンロップのWebサイトにも「雨の日の高速走行などで誰にでも起こりうる現象」と記載されており、クルマだけでなくバイクも例外ではありません。

 さらに、バイクの場合はタイヤの接地面積が少ないため、わずかな水の膜でも浮き上がってしまう恐れがあり、これにより、突然の転倒やスリップ事故につながる可能性が高まることは言うまでもありません。

 では、ハイドロプレーニング現象にはどのような対策が有効なのでしょうか。

雨天時のバイクの運転は、視界が悪くなったりブレーキの効きが鈍くなったりと、さまざまな点に注意する必要がある
雨天時のバイクの運転は、視界が悪くなったりブレーキの効きが鈍くなったりと、さまざまな点に注意する必要がある

 まず、タイヤの溝の深さを定期的にチェックし、摩耗したタイヤを早めに交換することが挙げられます。

 加えて、雨天時に急な加速や急ブレーキを避けることで、タイヤのグリップを確保しやすくする事も有効です。

 また、雨天時の運転で水たまりを通る際は、ハイドロプレーニング現象以外にも注意すべき点がいくつかあります。

 たとえば、泥はね運転で水を歩行者や他の車両にかけてしまった場合は、道路交通法の「安全運転義務違反」に該当するおそれがあります。

 もしも泥はね運転と見なされると、違反点数は加点されないものの、原付は5000円、二輪車は6000円の反則金が科せられるので注意してください。

※ ※ ※

 雨天時の走行では、通常以上に安全運転を意識することが求められます。

 路面が濡れているとタイヤのグリップ力が低下しやすく、ブレーキをかけた際の制動距離も長くなる傾向があります。

 また、視界が悪化することで歩行者や他のクルマの動きにも気付きにくくなるため、慎重な運転が必要です。

 特にスピードを出しすぎると、水たまりでハイドロプレーニング現象が発生しやすくなり、ハンドルやブレーキの操作が効かなくなる可能性が高まります。

 そのためいつもより速度を落とし、前の車両との車間距離をしっかりと確保することが大切です。

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