大きくなれば何が変わる? バイクのエンジン排気量による違いとは
バイクは排気量ごとに区分されていますが、排気量が変わることでどのような差が生じるのでしょうか。
バイクの排気量の差=エンジンパワーの差
日本においては、50cc超えから125cc以下なら原付二種、251ccから400ccなら中型など、バイクは排気量ごとに区分されています。
一般的に、排気量が大きくなるほど車体も大きくなりますが、そのほかにどのような点で差が生じるのか、あまり知らないという人もいるでしょう。
そもそも排気量とは、エンジン内部のシリンダーが空気や燃料を取り込む空間の広さのこと。具体的にはピストンが上下運動をおこなうシリンダー内の容積を指しており、この容積が広いほど一度に取り込める空気と燃料の量が増えるとされています。
燃料を多く取り込めるということは、それだけ強い燃焼が可能となり、その結果エンジンパワーが向上。つまり、排気量が大きくなるほど、バイクはパワフルな走行が可能になるというわけです。
たとえば、125ccのバイクと400ccのバイクを比較した場合、400ccのほうがエンジン内部の容積が広いため、より多くの燃料を燃やして大きなパワーを発揮できることになります。

一方で、排気量が大きくなることは、必ずしもメリットとは言い切れません。
たとえば、排気量が増えることでエンジンサイズが大きくなり、それに伴ってフレームの強度も上げる必要があるため、車体全体の重量が増加する傾向があります。
加えて、大きなエンジンを搭載していることで、車体そのもののサイズも大きくなることが一般的。それにより足つきが悪くなったり、取り回しが難しくなったりすることもあり、低速走行やUターンなどでの扱いやすさが損なわれる傾向にあります。
さらに、燃費も悪化傾向。燃費が悪いと頻繁な給油が必要になるので、長距離ツーリングなどで燃料代がかさみやすくなることは、言うまでもありません。
そして排気量が上がれば、税金や保険料なども高額になります。
特に、日本では排気量に応じて自動車税や重量税が課されるため、250ccを超える中型バイクや大型バイクになると、維持費が一気に高騰することも少なくありません。
タイヤやブレーキパッドなどの消耗品も、大排気量モデルではより高性能なものが求められるため、その分交換費用も高くなりがち。
このように、排気量が大きいことはパワーや走行性能の面では有利であるものの、取り回しや維持費の面ではデメリットとなる事が増加します。
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排気量の差はエンジンパワーの差に比例すると言っても過言ではありませんが、それにともなって取り回しのしやすさや足つきのよさ、維持費の抑えやすさなども変わってきます。
たとえば、50ccから125ccの原付二種バイクは軽量で取り回しがしやすく、燃費も良好なモデルが多いとされている一方で、251ccから400ccの中型バイクは、適度なパワーと快適な巡航性能を兼ね備えている印象。
排気量ごとの違いや特徴を理解し、自分の用途や好みに合ったバイクを選ぶことで、バイクライフがより楽しくなると思います。









