「個性」と「走り」と「性能」全部乗せ!? ハスクバーナ「Svartpilen 801」は乗れば乗るほど癖になる「沼バイク」〜小野木里奈の○○○○○日和〜
『小野木里奈の○○○○○日和』は、バイク好き女優の小野木里奈さんが試乗したハスクバーナ「Svartpilen 801」のインプレッションです。
シンプルだけど放っておけない!?
皆さん、こんにちは! バイク好き女優の小野木里奈です。これまで様々なバイクに試乗させていただいてきましたが、今回のバイクは、ちょっぴりクセがあるけど乗れば乗るほどハマっていく不思議な魅力を持つ1台、ハスクバーナ「Svartpilen(スヴァルトピレン)801」です! それでは、いってみましょう!
まず、見た目。カラーリングはシンプルですが、街の中に置いてあるとふと目を奪われるような存在感があります。
細身でミニマルなデザインながら、ブラックを基調にした無骨さとクールさを感じさせるシルエット。何も語らずとも「何者?」と気になる、まさに“寡黙な雰囲気イケメン”みたいな印象です(笑)。
細部のデザインもさすがハスクバーナ。ラジエターシュラウドの形状や、独特のフラットなタンクカバー、そしてタイヤも表面のパターンデザインが、どこか都会的なストリート感と“ダート感”を併せ持っていて、街も山も走りたくなるような雰囲気があります。

それでは恒例の足つきチェックでございます! シート高は820mmで、私(=身長160cm)が跨ってみると両足のつま先が地面に着く程度。
細身ボディのおかげで足をまっすぐ下ろしやすく、数字以上に足は着きやすかったです。
シートも細くてフラットなので、見た目はやや硬派ですが、実際にまたがると案外リラックスできる印象。車両重量は181kgで少し重く思えますが、一旦起こしてしまえばバランスは取りやすいので気になりません。
とはいえ、ずっしり感はあるので小柄なライダーは取り回しに慣れるまでは、少し慎重になったほうが良いでしょう。
では、いよいよエンジンスタートです! Svartpilen 801には、KTM製の並列2気筒エンジンが搭載されていて、排気量は799cc。
エンジン音は乾いた軽やかな響きで、アクセルを軽く開けただけで「スルッ」と前に出る感覚が心地いいんです。
特に街乗りでは、この“軽さとレスポンスの良さ”が嬉しいポイント。少しのスロットル操作でも車体が気持ちよく瞬間的に反応してくれるので、都内の交差点での発進や細い路地の進入でも神経を使うことはありません。
そして回転数を上げると、一気に表情が変わるのがこのバイクの面白さ。ギュイーーンと加速していくと、思わず「おぉ!」と笑ってしまうくらいパワフル。エンジン音も伸びが良く、壮大です。

軽量なボディにパワーが乗ってくるから、高速域ではまさに“しなやかな獣”。このギャップが、クセになりました(笑)。
コーナリングも軽快! 細身で前傾がキツすぎないポジションなので、街乗りはもちろんワインディングでも自然に車体を倒しこめます。
軽いだけじゃなく、しっかりと地面を押さえ込んでいる感覚があるので、ふわふわした不安定さはなし。ブレーキもよく効きますし、安心して走りを楽しめました。
液晶メーターはフルカラーで、運転中の一瞬でも視認性はバッチリ。メニュー操作も分かりやすく、スマホ接続やクイックシフター、トラクションコントロールなども搭載されているなど電子制御系も充実しているので、初めての大型バイクとしても安心感があります。
また、Svartpilen 801は、見た目のシンプルさからは想像ができないほど、走りに表情のあるバイクでした。
街乗りでは気楽で素直。だけどスロットルを開ければ力強く、ライダーを“ちょっと遠くまで走りに行こうよ”と誘ってくれるような存在。
街乗りも楽しめるし、休日にちょっと遠出して峠道を走ることもできるなど、まさに幅広く楽しめるバイクだと思います。
気になるお値段(消費税込)は149万9000円。一見、数字だけ見ると高く感じる方もいるかもしれません。しかし、装備や仕上がり、実際の乗り味を考えると、この価格にも個人的には納得。
むしろ、この独特なキャラクターを手に入れられると思えば、価値アリなのかなぁと思います。
見た目に惹かれて性能に驚いて、そしていつの間にか手放せなくなる。Svartpilen 801は、そんな“ジワジワ系の愛されバイク”でした。
気になる方は、ぜひ試乗してみてくださいね! それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!
Writer: 小野木里奈
女優。両親の影響で幼い頃にはバイクに憧れを持ち、23歳で大型バイクの免許を取得。いつか自分もお気に入りのバイクを見つけて、友達とツーリングに行くのが夢。初心者の立場で感じたことを素直に発信する。









