「過労運転」は一発免許取消し!! お盆時期の渋滞には注意!! 疲れた状態でバイクに乗ると道路交通法違反に 違反点数25点の重大リスク

利便性の高さから、原付一種や原付二種をはじめとしたバイクを通勤通学の手段に選ぶユーザーも多いでしょう。しかし、仕事や学業で疲れた状態のままバイクを運転する行為は、違反行為と見なされる恐れがあることを知っていますか?

「過労運転」は重大違反! 一発で免許取り消しになる可能性も!?

 日々の通勤や通学に、バイクを利用しているという人も多いと思います。

 特に原付一種や原付二種は、利便性の高さから通勤通学の手段に選ぶユーザーも多いでしょう。

 しかし、疲労によって集中力や判断力が低下している状態でバイクに乗ると、道路交通法違反と見なされるおそれがあります。

 その根拠となるのが、道路交通法第66条。「過労、疾病、薬物の影響等により、正常な運転ができないおそれがあるときは、運転してはならない」と明記されています。

 つまり運転に必要な判断力や反応速度に支障が出るような状態では、そもそもバイクを操作すること自体が法律に反しているという訳です。

 そして、もしも上記で述べた状態でバイクやクルマを運転した場合は「過労運転」と判断され、違反点数25点、3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

 違反点数25点というのは一発で運転免許が取り消しとなる、非常に重い処分です。

 この処分内容からも、「過労運転」がどれだけ重大な違反であるかが判断できると思います。

運転に必要な判断力や反応速度に支障が出るような状態では、そもそもハンドルを握ること自体が法律に反している
運転に必要な判断力や反応速度に支障が出るような状態では、そもそもハンドルを握ること自体が法律に反している

 また、一般的に、バイクはクルマと違って身体が露出している分、転倒や接触の際のダメージも大きくなります。

 加えて、疲労によって操作ミスや集中力の低下が起これば、思わぬ事故や巻き込みのリスクが一気に高まることは、言うまでもありません。

「帰るだけだから大丈夫」や「短距離だから問題ない」と思いがちの疲労運転ですが、その油断が取り返しのつかない結果を招く可能性大。

 安全運転は技術だけでなく、運転に臨む体調や意識の状態も含めて問われるもの。道路交通法にあるこの規定は、自身と周囲の命を守るために設けられているという点を、忘れてはなりません。

 そんな「過労運転」が重大な事故を招いたケースは、これまでにも各地で報告されています。

 たとえば、2018年には深夜まで働いたライダーがバイクで帰宅中、バイクごと電柱へ衝突して亡くなった事例も。さらにSNSでは「疲れていて、うっかり標識とか信号見落としそうになったことがある」という声も見られました。

 このように、「過労運転」には本人だけでなく周囲の安全にも影響を及ぼすリスクがあることがわかります。

 では、こうした過労運転を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。

どうしても疲れているときは無理に運転せず、公共交通機関を使ったり、しばらく休んでから出発するなどの対応を取るようにする
どうしても疲れているときは無理に運転せず、公共交通機関を使ったり、しばらく休んでから出発するなどの対応を取るようにする

 まず第一に、自身の体調を客観的に見極める意識を持つことが求められます。

 つまり、「なんとなく疲れている」ではなく、「集中力が保てない」や「判断が鈍っている」といった具体的な変化に気付けることが重要です。

 加えて十分な休息をとることはもちろん、どうしても疲れているときは無理に運転せず、公共交通機関を使ったり、しばらく休んでから出発するなどの対応を取るようにしましょう。

 自身の状態に向き合い、無理をしない判断を下すことが、事故のリスクを大きく減らす一歩となります。

「疲れていても何とかなるだろう」という油断を捨て、安全第一の行動を心がけたいものです。

【画像】疲れているなら乗っちゃダメ!運転の合間に休憩を取るライダーたちを画像で見る(10枚)

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