ヤマハが「YZF-R1」と「YZF-R6」のレースベース車を受注生産 販売現場の反響は?
ヤマハは2025年9月4日に、「YZF-R1」と「YZF-R6」のレースベース車を受注生産で販売すると発表しましが、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
公道走行不可のレースベース車
ヤマハは2025年9月4日に、スーパースポーツモデルの「YZF-R1」と「YZF-R6」のレースベース車(2026年モデル)を受注生産で販売することを発表しています。いずれもナンバープレートを取得できない競技専用車であり、公道走行不可、メーカー保証も付与されず、利用の場はレースやサーキット走行に限られます。

「YZF-R1」は、ヤマハのMotoGPマシンである「YZR-M1」から得た技術を基に市販化された、ヤマハのロードスポーツモデルのフラッグシップです。レースベース車はその競技仕様となります。
「YZF-R6」は、「YZF-R1」のデザインやコンセプトを中排気量クラスに落とし込んで開発され、公道仕様は2020年に生産終了となっており、現在はサーキット専用車として販売されています。
これら2モデルに対して、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
あるヤマハ販売店担当者は次のように話します。
「購入される方はレースやサーキット専門で走る人がほとんどですね。ただ、最近はほとんど売れていないのが実情です。サーキット仕様はメーカー保証がついていないのですが、公道仕様もサーキットで走ると保証対象外になるので、気持ち的な問題で競技用を買う人はいらっしゃいます。それでも、実際にはナンバーをつけたいという需要は高いようです」
さらに、次のようにも話しています。
「当店では、YZF-R6の競技用の方が売れていましたが、ここ最近は落ち込み気味です。とはいえ、乗り心地は公道仕様と変わらず、専用のパーツでセッティングすることもできます。要するに、ナンバーをつけられないだけで、公道仕様と大きな違いはありません。ただし、競技用だからこそ価格は安く設定されていますね」
公道仕様が依然として主流である一方、サーキット仕様は利用者が限定されているようです。

レースベース車は、競技用という性質上、公道市販車のような爆発的な人気を得る可能性は低いようです。
とはいえ、通常モデルより価格が抑えられている点や、限定的に販売される希少性からコレクション目的で購入を検討する人も少なくないかもしれません。
価格(消費税10%込み)は「YZF-R1 レースベース車」が244万2000円、「YZF-R6 レースベース車」が137万5000円です。
予約期間は第1次が2025年9月4日(木)~9月18日(木)、第2次が2025年9月19日(金)~11月28日(金)となっており、発売は2026年2月27日、予約窓口は全国の「ヤマハオンロードコンペティションモデル正規取扱店」です。



