“フィン”が語るエンジンの鼓動と造形美!! シンプル構造で今なお現役!! 冷却方式のひとつ「空冷」とは?
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「空冷」についてです。
走行風を味方にする昔ながらの冷却方式
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「空冷」についてです。
空冷とはエンジンの冷却方式のひとつで、空冷はエンジンの熱を空気によって直接冷却する方式を指します。
最も大きな特徴は、シリンダーやシリンダーヘッドの外側にはフィンと呼ばれるひだ状の突起が設けられていること。このフィンによって空気に触れる表面積が広がり、効率よく熱を放出するのです。

走行中に当たる風を利用して冷やすのが基本的な仕組みで、構造が比較的シンプルな点も特徴です。
水冷エンジンのようにラジエーターやクーラントを必要としないため、エンジン単体は軽量かつ整備性にも優れ、旧車やネイキッドモデルではエンジンそのものの造形美を楽しめるという魅力もあります。
一方で渋滞時など、走行風が当たりにくい状況では冷却効率が下がるため、原付スクーターなどではエンジンに装着したファンで強制的に風を送り込む「強制空冷」方式を採用する車種もあります。
空冷は冷却効率の面では水冷に劣ることもありますが、機械的なダイレクト感や鼓動感を味わえる点を好むライダーも多くいます。











