マフラーの音質を左右する重要素材!! 古いマフラーでは“焼け”や“痩せ”に要注意!! 消音を担う「グラスウール」とは?
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「グラスウール」についてです。
サイレンサー内部で排気音を吸収する繊維状の消音材
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「グラスウール」についてです。
グラスウールとは、主にマフラーのサイレンサー内部に使用される消音材のことを指します。
細いガラス繊維を綿状に加工した素材で、多数の空気層を含む構造によって排気音の振動エネルギーを吸収し、音量を抑える役割を担います。

サイレンサー内部では、パンチング加工が施されたインナーパイプの周囲に巻き付けられ、その外側を外筒で覆う構造が一般的です。
排気ガスがパンチング穴を通過する際、音の振動がグラスウールに伝わり、摩擦によって熱へと変換されることで消音効果が生まれます。
使用を続けると排気熱や振動の影響で繊維が焼けたり痩せたりし、消音性能が低下します。その結果、音量が大きくなったり、音質が荒くなることもあります。特に社外マフラーでは定期的なリパッキングが必要とされる場合もあり、本来の性能や車検適合状態を維持するためにも重要なメンテナンス項目です。
交換時はガラス繊維が肌や目、呼吸器に刺激を与えるため、手袋やマスク、保護メガネを着用し、安全に配慮して作業する必要があります。












