【販売店に聞いてみた】深刻な半導体不足が再来!? バイクの納期に影響は?
半導体不足が長期化し、クルマ業界では品薄や納期遅延などの影響が出ています。ホンダは日本と中国の工場で生産停止や減産を発表していましたが、バイクの納期にはどの程度影響があるのでしょうか。
販売店に聞いたバイク納期の実情
ホンダは、日本と中国の工場で2026年1月上旬ごろまで生産停止や減産を実施することを発表していましたが、これには半導体の供給が追いつかないという背景があります。
とくにクルマ業界では生産計画を見直さざるを得ない状況が続き、納車が遅れるケースも珍しくありません。
実際、多くの車種で納期が半年から1年以上になることが常態化し、人気モデルでは「受注停止」が相次ぎました。
また、欲しいクルマが手に入らない状況が長く続き、即納可能な車両を求めて中古車相場にも影響が見られるようです。

バイクの販売現場にも影響はあるのでしょうか? 都内のホンダ2輪販売店スタッフは次のように語ります。
「生産調整に関する報道が出た直後から、すでにご契約いただいているお客様や、春に向けて購入を検討されているお客様より“また納期が延びてしまうのか”といったご心配の声を多数いただいております。ほかのさまざまな部品の都合や海外生産のモデルの仕入れの日程などの都合により、納期が伸びることもございます。そのため、一概に半導体のせいとは言えませんが、“在庫が潤沢にあって、いつでもご納車できます”という状況ではないのが実情です」
一方で、関西の販売店スタッフは異なる見方を示します。
「バイクはクルマほど半導体を使用しているわけではないため、昨今の半導体不足につきましては、ご心配には及ばないかと思います」
バイクの場合、半導体不足が直ちに大規模な納期遅延に繋がるわけではなさそうですが、「いつでも即納できる」状況でもないようです。
また、「2輪車の納期につきましては、コロナ禍に起因する深刻な半導体不足や物流の混乱からようやく立ち直り、ここ最近は以前よりも安定した供給が見込めるようになってきていた矢先でした。それだけに、今回の半導体不足による再度の生産調整は、現場としても注視している状況です」とも言います。
※ ※ ※
半導体不足によるバイクへの大きな影響は現れていないものの、店頭在庫以外の車種の納期は見通しが読みづらくなるかもしれません。希望の車種がある場合は、影響の有無を含めて早めに販売店へ問い合わせた方が良さそうです。














