ドゥカティ初のモトクロスマシン「デスモ450MX」ってどんなバイク? MotoGPライダー達の非公式レースでデビューウィン!?
ドゥカティは2025年12月1日、同ブランド初となる新型モトクロスモデル「Desmo450 MX」が、「100KM dei Campioni」で優勝したことを発表しました。一体どのようなバイクなのでしょうか。
ドゥカティにオフロードレース参戦モデルが新登場
ドゥカティは2025年12月1日、同ブランド史上初となる新型モトクロスマシン「Desmo450 MX」が、「100KM dei Campioni」という非公式レースで優勝したことを発表しました。
このレースは元MotoGPライダーのバレンティーノ・ロッシが拠点とするVR46 Ranchで行われており、毎年冬の恒例イベントとして、MotoGP、Moto2、Moto3、SBKのライダーたちが集まり、シーズン終了を祝うものです。
非公式ながら世界トップクラスのライダー達が競い合うレースで、ドゥカティが初めて公式にレースデビューし、優勝したのが「Desmo450 MX」というわけです。
ドゥカティと言えばロードレースのイメージが強く、実際にMotoGPにワークス参戦し、2025年シーズンはマルク・マルケス選手がチャンピオンに輝いたことで、ドゥカティは4年連続MotoGP世界チャンピオン獲得となりました。
「Desmo450 MX」は、そのドゥカティがオフロードレース分野へ本格参入する、本格レースマシンです。
車名に「MX」とあるとおり、土の上に作られたジャンプや激しいコーナーが連続するレーストラックで競われる「モトクロス」カテゴリのバイクであり、もちろん公道での快適な走行は前提としていません。競技で求められる走行性能や操作性、耐久性を追求したレースマシンです。

最大の特徴は、450ccクラスの単気筒エンジンにドゥカティの代名詞である「デスモドロミック機構」を採用している点でしょう。
デスモドロミック機構は高回転域でも吸排気バルブ制御を安定させ、ドゥカティのロードレースで培われた技術のひとつとして知られています。
一般的なバイクのエンジンはバルブスプリングで吸排気バルブを閉じますが、デスモドロミック機構では強制的に制御します。
排気量449.6ccの水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブエンジンは、最高出力63.5ps(46.7kW)/9400rpm、最大トルク53.5Nm/7500rpmを発揮し、レブリミットは11900rpmです。
電子制御装備システムにはライディングモードのほか、モトクロスマシンでは世界初となるトラクションコントロール(DTC:ドゥカティ・トラクションコントロール)を採用するほか、エンジンブレーキコントロール(EBC)、ローンチコントロールなどを搭載し、スロットルレスポンスの調整も可能としています。
足まわりにはショーワ製49mm倒立フロントフォーク、リアモノショックを採用し、いずれもフルアジャスタブルです。
ブレーキは前後ともブレンボ製キャリパーを装備し、フロントディスクは260mm径、リア240mm径と組み合わせています。
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ドゥカティはすでに「Desmo450 MX」の量産開始を発表しており、市場投入段階にあります。2025年6月から欧州の一部ディーラーで、7月には北米で導入・展開しており、順次拡大されています。
日本国内では2025年4月に開催されたドゥカティジャパンによるファンイベント「DUCATI DAY 2025」の会場で実車が展示され、これが日本初上陸となりました。
取り扱い販売店に関しては、その特殊性のため東西の2つの正規ディーラーを中心に展開されます。
今後は市販モデルとしてどのように広まっていくのか、日本市場での動向も気になるところです。



















































