人気のスズキ「Vストローム」シリーズ 販売店ではどのモデルが多くのユーザーに選ばれている?

スズキでは、アドベンチャーモデルに位置付けられる「Vストローム」シリーズを排気量別にラインナップしていますが、ユーザーから人気を集めているのはどのモデルなのでしょうか。

充実のラインナップを誇るスズキのアドベンチャーモデル

 スズキでは、アドベンチャースタイルが特徴的な「Vストローム」シリーズを排気量別にラインナップしており、多くのユーザーに支持されています。

 市街地での扱いやすさと優れたコストパフォーマンスを両立したモデルから、未舗装路の走行もこなすタフなモデル、高速道路での快適な走行を実現した長距離ツーリングが得意な大型モデルまで、じつに充実しています。

 排気量250ccクラスでは、油冷単気筒エンジンを搭載する「Vストローム250SX」があります。軽量で扱いやすい車体で市街地から未舗装路まで、幅広いシーンで活躍するモデルです。

 同時にオンロード向けの「Vストローム250」もラインナップしており、「GSX250R」と同じ水冷並列2気筒エンジンを搭載しています。

 また「Vストローム」シリーズとは異なりますが、400ccクラスに水冷単気筒エンジンを搭載する「DR-Z4」シリーズが新登場し、2025年10月に発売されました。オフロード走行を前提とした「DR-Z4S」と、スーパーモトスタイルの「DR-Z4SM」です。

 かつての「DR-Z400」シリーズの現代版としてその名を受け継ぎ、KYB製前後サスペンションやスズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S.)、オフロード専用のライディングモードなど最新技術を搭載し、国内公道市販車としてはクラス唯一のトレール/スーパーモトとして存在感を放っています。

 大排気量車では、排気量775ccの水冷並列2気筒エンジンを搭載する「Vストローム800」シリーズと、シリーズ最上位モデルとなる排気量1036ccのV型2気筒エンジンを搭載し、長距離ツーリングの快適性も備えた「Vストローム1050」シリーズがラインナップしており、いずれもオフロード向け、オンロード向けの仕様違いが揃います。

人気モデルは? 好みで選べる豊富なラインナップ

 じつに幅広い排気量帯でアドベンチャーモデルをラインナップするスズキですが、販売店で特に人気を集めているモデルはあるのでしょうか?

豊富に揃うスズキ「V-STROM」シリーズで、とくに人気を集めているモデルは?
豊富に揃うスズキ「V-STROM」シリーズで、とくに人気を集めているモデルは?

 関東のスズキ販売店スタッフは次のように話します。

「当店では大型車を含むスズキの新車を全般的に取り扱っておりますが、売れ行きの割合としては中型クラスが高い傾向にあります。中でも幅広い層から支持されているのがVストローム250SXです。このモデルはセミブロックタイヤを標準装備しており、日常使いから週末のアウトドアまで1台でこなせる万能さが特徴です。加えて車体価格や維持費の安さ、車体の軽さによる取り回しの良さも人気の理由となっています。

 それに次いで人気が高いのがDR-Z4シリーズです。約120万円という価格設定のため、大型のGSX-8RやGSX-8Sと比較して迷われるお客様もいらっしゃいますが、かつてのDR-Z400Sファンの方々からの根強い支持や、現在のスズキで唯一となる400ccモデルという希少性から、確かな売れ筋モデルとなっています。

 一方で、Vストローム800やVストローム1050といった大型アドベンチャーシリーズは、車高や車重の関係で乗り手を選ぶ傾向があるため販売は落ち着いています。しかし“長距離ツーリングをしても疲れないバイクが欲しい”というお客様からは、強い支持をいただいております」

 関西のスズキ販売店スタッフは次のように話します。

「中型クラスの中で、とくに高い売れ行きを見せているのがDR-Z4SMです。当店でも非常に人気が高く、在庫はまだあるものの、徐々に残り少なくなってきている状況です。

 次いで人気を集めているのはVストローム250SXです。このモデルは250ccなので、車検が無く維持費を安く抑えられることから、免許を取ったばかりの初心者の方や、重くて大きい大型バイクは避けたいと考えるリターンライダーの方々に選ばれる傾向にあります。

 大型アドベンチャーモデルに関しては、排気量が大きくなると車格も大きくなって車重も増し、足つき性が厳しくなります。そのため、シリーズで最も大柄なVストローム1050シリーズは、あまり選ばれにくいのが実情です。

 ただ、大型モデルのなかではVストローム800シリーズは、Vストローム1050シリーズに比べて売れている印象です。とくにオフロード走行も見据えたタイヤ設定となっているVストローム800DEは、“走る場所を選ばないでどこへでもツーリングを楽しみたい”というお客様から購入されています」

※ ※ ※

 スズキがラインナップするアドベンチャーおよびオフロードモデルは、手軽さと実用性を兼ね備えた「Vストローム250SX」や、本格的な走りが楽しめる「DR-Z4」シリーズなどの中型クラスが人気を集めており、大型クラスでは1050ccモデルよりも800ccモデルが選ばれやすいことがうかがえました。

 スズキではユーザーの用途やシーンに合わせて選ぶことが出来る選択肢が揃っており、これからも多様化するライダーの旅のスタイルを支え、初心者からベテランまで、幅広い層から支持され続けると言えそうです。

【画像】“アップライトなライポジで足長”が人気!? スズキ「V-STROM」シリーズを画像で見る(19枚)

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