エンジン整備でよく聞く範囲!! 出力や燃費、フィーリングに直結!? エンジン上部を指す「腰上」とは

バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「腰上」についてです。

燃焼を担うシリンダー周辺の主要パーツ群

 バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「腰上」についてです。

 腰上とは、エンジン内部のうちシリンダーから上側にあたる部分をまとめて指す言葉です。

 具体的にはシリンダーヘッド、シリンダー、ピストン、ピストンリング、バルブ機構やカムシャフトなどが含まれます。

 これらは混合気の吸入・圧縮・燃焼・排気といった工程を担う領域であり、エンジンの出力や燃費、フィーリングに直結する重要な部分です。

MVアグスタ「V5シリンダーエンジン・コンセプト」
MVアグスタ「V5シリンダーエンジン・コンセプト」

 腰上という呼び方は整備やパーツ交換の範囲を示す際によく使われ、エンジン全体ではなく上部構造に限定した作業を表すときに用いられます。たとえばピストンやバルブ周辺の点検・修理を行う作業は「腰上の整備」「腰上オーバーホール」と呼ばれます。

 一方、クランクシャフトやミッションなどを含む下側は「腰下」と呼ばれ、分解にはエンジン脱着が必要になるケースも多く、作業の規模も大きくなります。

 腰上と腰下という区分は、整備内容や構造の理解を分かりやすく整理するための基本的な用語です。

【画像】モデルによって形状も様々! 色々なタイプのエンジンを画像で見る(11枚)

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