ホンダ二輪のフラッグシップに相応しい堂々たる姿 意外とフレンドリーなゴールドウイング!?

賢いライダーモードがライディングを手助け

 そんなエンジンパワーをコントロールすることができたのは、「レイン」「スポーツ」「ツーリング」「エコノ」と4種に設定できるライダーモードが備わっているおかげで、パワーフィールやシフトチェンジタイミング、トルクコントロールを電子制御してくれています。

シーン別ライディングモード 制御一覧表

 もし、こうしたエンジンマネージメントの手助けがなければ、スロットル操作に絶えず気を使わなければならず、目的地に到着したときは疲労困憊だったはずでしょう。

 アメリカのアスファルトは粗悪でグリップが悪く、乱暴にパワーをかければたちまちスリップなんてことになりかねませんから、トルクコントロールやサスペンション(スプリングの調節は電動プリロードアジャスターのみ)、ブレーキなどと連携したエンジンマネージメントは、とてもありがたかったです。

テストライドに同行した開発責任者もDCTに絶対の自信!

 テストライドには、新型ゴールドウイング開発責任者・中西豊さん(本田技術研究所二輪R&Dセンター主任研究員)も同行し、全行程を一緒にライディング(走行)してくれました。

新型「ゴールドウイング」開発責任者・中西豊さん(本田技術研究所二輪R&Dセンター主任研究員)

 7速DCTとライダーモードが気に入ったことを伝えると、「そうでしょう」と満面の笑み。

「クラッチレバーやシフトチェンジの操作からライダーを開放し、ファンライドに直結する車体の操作に、より集中して欲しいと思い開発しました。今回のように長い距離を走ったとき、疲労度が低減されますし、より快適だと思います」

アメリカの広い道を走行する新型「ゴールドウイング」と筆者

 一足先に、アメリカの広い道で乗ってきた新型「ゴールドウイング」ですが、今度は日本の道でも乗ってみたいです。

 高速道路でオートクルーズコントロールをセットし、延々と走る。リアシートにパートナーを乗せて走るのも素敵でしょう。

【了】

提供:くるまのニュース

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Writer: 青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク技術関連著書もある。

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