車椅子ライダー、パラモトライダー用のバイクは普通のバイクと何が違う?

もう1台のパラモトライダー用バイクはMVアグスタ「STRADALE800」。走行中クラッチ操作が不要な電子デバイス「EAS2.0」を増備。パラモトライダー用バイクは、スムーズなエンジン特性とエンストしにくい余裕のパワー、リラックスした乗車姿勢などを基準に選ばれている
円筒状の部品がアクチュエーター。シフトペダル先端に接続されたロッドが、ハンドルのスイッチ操作により上下することで、シフトアップ&ダウンを行なう。アクチュエーター自体はイギリス製の汎用品、車種別のマウントはワンオフで製作することが必要
パラモトライダーは、下半身を自分の意思で動かすことができない。走行中、足がブラブラ動くと危険なので、ステップに固定する。SSPのバイクのステップは、自転車用のビンディング付きペダルを流用している。脱着が容易なのがポイント
ブーツのソールには、ビンディングに固定するための金具が取り付けられている。パラモトライダーの歴史は浅く、人口も多くはない、専用のパーツやライディングギアはほとんど存在していない。装着方法や使い方を工夫しながら汎用品を使用
ステップのビンディングは足を捻ることでロックが外れるので、走行中に足が動いてしまうとステップから足が外れてしまう可能性がある。足が車体から大きく動くことがないよう、腿のあたりでベルトを使って固定
パラモトライダーのパイオニア、青木拓磨さんのマシンはホンダ「CBR1000RR-R」。シフトチェンジがハンドコントロール化されていること以外は全くのノーマルで、200馬力超の最高出力もそのまま。そのモンスターマシンを、拓磨さんは華麗にライディングする。さすが、元WGP500ライダー
拓磨さんのCBR1000RR-Rのハンドコントロールスイッチはプッシュ式。スイッチボックス左に増設された、緑のスイッチを押すとシフトアップ、赤のスイッチを押すとシフトダウン。ハンドコントロールのスイッチ形状は、ベストな操作方法形を模索している途中なのだ
SSPのパラモトライダー用バイクの1台であるBMW「S1000XR」。スーパースポーツ「S1000RR」由来のエンジンを搭載するアドベンチャーツアラー。発進時と停止時以外はクラッチ操作を必要としない、シフトアシストプロを装備
左側スイッチボックス下に増設されたレバー型のスイッチでアクチュエーターを操作。手前に引くとシフトアップ、前方に押すとシフトダウン。スイッチは汎用品。メーカーによりスイッチボックスの形状が異なるため、マッチするスイッチを見つけるのが大変とのこと

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