ホンダ「ドリーム号」第2世代は精密メカのオーバーヘッドカムシャフトを搭載

メーター内蔵のライトカバーは現代のバイクに応用して欲しいほど綺麗に収まっている。同年の「べンリイ」はオポジットレバーだが、「ドリームSA型」は現代のバイクと同じタイプのレバー
燃料タンクにはホンダ車お馴染みのウイングマークが見られる。進行方向に合わせたウイングデザインは「ドリームSA型」から始まっている。シートはサドル型だが、下部にスプリングは見られない
リアまわりはチェーンもドラムブレーキも右側に配置。チェーン全体を覆うカバーが装着されている
フェンダーの風切りが勇ましいフロントマスク。ライトカバーからフロントフォークカバーの繋がりが美しいラインを生み出している
ダイヤモンドフレーム形状のようにも見えるが、実際は部材の鋼板をプレスして成形し、溶接で組み上げるプレスバックボーン式
奥に見える第1世代の「ドリームE型」に比べると、第2世代の「ドリームSA型」はぐっと現代的に見える
排気量246ccの「ドリームSA型」とほぼ同時に、排気量344ccの兄弟車「ドリームSB型」もラインナップしていた
写真右の2台は同時期に作られた125ccモデルの「ベンリイJB型」と「ベンリイJC56型」で、並べて見ると左の「ドリームSA型」には風格がありエンジンの存在感を強く感じる
1955年に登場したホンダ初のOHC(オーバー・ヘッド・カムシャフト)エンジンを採用した、排気量250ccクラスの「ドリームSA型」は、カムシャフトをチェーンで駆動し、ミッションは4速だった
スピードメーターは「ドリーム号」第1世代の終盤から装備された。当時はカタログに最高速も記載されており「ドリームSA型」の最高速度は100km/hを誇る
当時は「精密」と宣伝するほど凝ったメカニズムのOHCエンジン。シリンダーヘッド周りにはカムシャフトを支えるための強度と、正確な作動を保証する部品製造技術が必要だった
リアクッションのシステムは標準的な2本サスペンション。ショック取付上部のステーやマフラーの形状、フレームがそのままフェンダーへ流れるデザインに造形美を感じる

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