個人的な好みで「スーパーカブC100」らしいシートカスタムに挑戦!! 同い年のバイク=スーパーカブと生きるバイクライフVol.16

シートメーカーの試作部門で活躍していたバイク仲間から教わったワザが、大根おろし金
シートベースを型紙代わりに、ウレタンゴム製でやや硬めのスポンジシートを用意しました(ホームセンターで購入)。厚さ10ミリの商品です。マーカーペンで型取りしてから、大型ばさみでスポンジをカットします。ある程度はコシがあるスポンジの方が、個人的には座り心地が良く感じます。あくまで個人的な感想です。
カットしたウレタンゴムスポンジを純正シートスポンジの上へ載せるように接着して張り込もうかと考えましたが、計画変更で違ったアイデアを思いつきました。純正スポンジ表面の凸凹を削ってゴムのり(ボンドG17を利用)で接着した後にエッジを削って仕上げれば良いと思いましたが、シート表面の弾力性はノーマルシートの再現にしました
シートを貼り込んだ時に表面が硬いスポンジだと、お尻を載せた時に純正スポンジが全体的に沈んで…… などなど妄想した結果、ウレタンゴムスポンジの追加分はシートボトム側へ接着してスポンジアンコ全体を底上げするイメージにしました。これはあくまでぼく個人のイメージで、正解なのかどうかは不明です。
サビ取りを終えたシートボトムの鉄板は、スポンジ側だけスプレーペイントで防錆処理を行い乾燥させました。その後、ボトム鉄板の表面、接着スポンジの接着面に、ボンドG17をヘラ(付属品)で伸ばして塗布しました。塗布した双方の接着剤が乾き始めたところで、シートボトムにスポンジをしっかり押し付けて接着仕上げです。
純正スポンジアンコの凸凹表面は、自作の大根おろし金改造工具で削って成形します。削る時には一方通行でおろし金を滑らせてスポンジを削るのが良いです。削り過ぎないように、左右スポンジの高さ寸法を確認しながら削りました。表面の凹穴にはスポンジの破片を詰めて接着した後に再度削って、仕上げました。
ひっくり返した純正スポンジアンコの裏側と、鉄板ボトムに接着した黒スポンジの表面にボンドG17をしっかり塗布してから双方を乾燥させ、センターがズレないように裏返した鉄板ボトムを載せて双方を接着しました。ボンドG17にはプロ向けのスプレーがありますので、その商品を使うと作業性は圧倒的に良くなります。
接着完了後、完全に乾くのを待ってから淡い赤色のシート表皮を被せます。前側の縫製部分とリヤ側の縫製部分がシート形状に合致していることを確認できたら、前側中央部分のフック(サメ歯)で仮固定して、前後中央から左右へ引っ張るように表皮を張り込んでいきます。ヘアードライヤーで表皮を温めると伸びるので、その状態で張り込むと楽です。
アンコ形状とシート表皮の一致具合を確認できたら、シートアンコとシート表皮の間に乳白色のゴミ袋(一枚もの)を挟んで張り混むことで、雨天走行時のシート縫製部分から雨水が染み込まなくなります。このひと手間を行うことで、シートコンディションを長く保つことができます。スポンジ劣化最大の原因は雨水の侵入だそうです。
DIYシート張り替えは、大型モデルからスーパーカブまで、過去に何度か経験していますが、高温になるヒーターではなく、ヘアードライヤーを利用して張り込む方が、作業性は良いです。温めた時に伸びた表皮は、冷えることで縮んでビシッと張り込めます。張り込みながら洗濯ばさみで仮固定してます
マニアックなシート表皮製作者さんのこだわりは大歓迎です。初代シリーズのシート表皮には、サメ歯引っ掛け部のマチ部分に、装飾用の折り返しが組み込まれます。それも再現して縫製済み部品が同梱されていました。見えない部分にボンドG17を塗布し、接着しながらフックで固定するように張り込みました。
程度が良いコンディションからも理解できる、張り替え済みの黒/白ツートーンのシート表皮。年式相応の赤ロゴが入っていました。このシートはスペア部品でストックして、別のボロシートをベースに、アンコ補修と淡い赤色表皮を張り込みました。張り替えが完了した赤シートは、ロゴ入れをする予定です。
1962年(昭和37年)9月後半から10月前半にかけて生産出荷されたと思われるスーパーカブC100。この年式のC100は、マルエムブルーとこのディープグリーンの2色で、55ccの原付二種モデルC105系には、エレファントグレーがありました。本来はブレーキランプが無いこの年式のC100ですが、オプションのブレーキスイッチと配線を追加して、右ウインカーの上、リヤキャリヤの下にブレーキランプを追加装備しました
初代C100シリーズの「マルエムブルー」と呼ばれるブルー+淡い赤色サドルシートは素晴らしく似合っていると思いますが、後期型のディープグリーン+淡い赤色サドルシートは、マルエムブルーのように似合わない!? かもしれません。張り替えを完了しましたので、当時のHONDAロゴを入れたいと思います
「スーパーカブC100」をベースにしたバリエーションモデル、本格的原付スポーツバイクとなった「スポーツカブC110」(1960年型)
シート表皮がビリビリに破れていたので、当然ながら雨水がシートアンコ(スポンジ)に吸い込まれてしまい、シートボトムのスポンジ側はサビだらけでした。それでも程度は極上の部類だと思います。さびとり剤を塗布して処理してから、さらにワイヤーブラシのディスクグラインダーでサビ表面を削り取りました
シート表皮が破れ、シートアンコ表面がボロボロでした。過去に補修しようとして、途中で断念したかのような雰囲気でした。この状態では表皮を張り込めませんので、しっかり成形しないといけません。このスポンジ成形にもノウハウがあるそうで、シート開発のプロやシート屋さんでは、それぞれ様々な独自の工具を使っているようです
カットしたウレタンゴムスポンジを純正シートスポンジの上へ載せるように接着して張り込もうかと考えましたが、計画変更で違ったアイデアを思いつきました。純正スポンジ表面の凸凹を削ってゴムのり(ボンドG17を利用)で接着した後にエッジを削って仕上げれば良いと思いましたが、シート表面の弾力性はノーマルシートの再現にしました
DIYシート張り替えは、大型モデルからスーパーカブまで、過去に何度か経験していますが、高温になるヒーターではなく、ヘアードライヤーを利用して張り込む方が、作業性は良いです。温めた時に伸びた表皮は、冷えることで縮んでビシッと張り込めます。張り込みながら洗濯ばさみで仮固定してます

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