スマート社会の運び屋アディバ「VX-2」 郵政仕様CT110の電動版となるか!?
なんと両側サイドスタンド、ハンターカブの再来か!?
興味深いのは、サイドスタンドを左右両側に備えていることです。これはどちら側に車体を傾けても停車できるよう配慮されたもので、ハンターカブと呼ばれるホンダCT110系を思い出さずにはいられません。オーストラリアでは郵政にも使われ、とにかくタフで信頼性が高い。アディバ「VX-2」も、そんなモデルを目指しているのでしょうか。

アディバは2011年にルーフ付き3輪EV「カーゴ3」が日本郵政に、2輪の「カーゴ2」がスイスの郵便バイクに採用された実績があり、「VX-2」の装備面などを見てもそうしたビジネス用途にターゲットを絞り込んでいることがわかります。
リアボックスは内寸W380mm×L270mm×H420mmと大型で、リッドの開口部も広くとられていますし、足もとにもヘルメットが収納できるほどのスペースが設けられていて、積載力も絶大です。
高い積載力と機動性で、なんでもいいから運びたくなる!!
そんな「VX-2」に乗っていると、なんだか無性に荷物を運びたくなってくるから不思議です。早朝の新聞配達は電動で音がしないから、寝ている人を起こさず良いかもしれません。次々と新しいサービスが登場し、多様化するフードデリバリーにもクリーンで適していると言えるでしょう。スマート社会の運び屋さんとして、アレコレと考えるだけでワクワクしてきます。
【了】

Writer: 青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク技術関連著書もある。










