ヤマハ「アクシスZ」リーズナブルで普遍的なスタイル、走りや機能性に文句なし! 放っておいても売れる!!

小回りが効いて、エンジンも充分にパワフル!!

 車体はコンパクトで50cc並みに小回りが効きながら、搭載される空冷124㏄の“BLUE CORE(ブルーコア)”エンジンは街乗りで充分に力強く、特にゼロ発進からのスタートダッシュが鋭いよう味付けされています。

SOHC2バルブ空冷124㏄ “BLUE CORE(ブルーコア)”エンジン搭載

 高回転の伸びがもうひとつなのは、SOHC2バルブがゆえに仕方がないところですが、それは前後10インチの小径ホイールの車体ですから、すでに安定感に不安を感じる速度域に突入してからの話しです。実際の走りで、不満はなにもありません。

 日常使いで重要なポイントとなるのが、シート下トランクの積載力でしょう。「アクシスZ」は2つのヘルメットが収納可能となる37.5リットルの容量が確保され、A4サイズのファイルも入ります。これはヘルメットが1つしか入らない「アドレス125」に対して大きなアドバンテージとなります。

 メーターはアナログ表示の指針式で、上級モデルたちと比較すると決して豪華とは言えません。「シグナスX」や「BW’S125」「NMAX」なら液晶マルチファンクションメーターパネルですし、これはアドレスやディオも同様で、アッパーモデルとは明確な差があります。

安全を確保しながら各パーツのコストを抑え低価格を実現した「アクシスZ」

 ただし最初に言ったように、灯火器類がLEDでなくともリアブレーキがドラム式であっても、お求めやすい価格というのは強みです。こうしたメディアで誰がなんと言うと、コスパの良い最新原2スクーターは着実に支持されていくでしょう。

■メーカー希望小売価格 消費税8%含む
【ヤマハ】
アクシスZ:24万3000円
シグナスX:32万9400円
BW’S125:32万9400円
NMAX:35万1000円
トリシティ125:41万5800円 (ABS 45万3600円)

【スズキ】
アドレス125:22万1400円(フラットシート仕様 22万6800円)
アドレス110:21万3840円
スウィッシュ:31万8600円
スウィッシュ リミテッド:34万200円

【ホンダ】
ディオ110:23万4360円(ツートーン 23万1120円)
リード125:30万9960円(ツートーン 31万3200円)
PCX:34万2360円

【了】

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Writer: 青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク技術関連著書もある。

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