バイクdeストレッチ Vol.12 ~体幹を安定させて、快適なライディングを実現しよう~

体幹トレーニングを行うと、体の軸が安定して走行中の乗車姿勢やバイクコントロールがスムーズにできるようになります。シュートボクシングの日本女子ミニマム級王者、MIOさんをモデルに、その総仕上げのエクササイズを紹介します。

3.ライディングの質を上げる『体幹トレーニング』

 このクールで紹介してきた体幹トレーニングは、腹部をコルセットのように包んでいる腹横筋に腰椎から始まって大腿骨まで続く腸腰筋、背中側にある多裂筋などに働きかけるものです。これらの筋肉群を鍛えることで、ライディング中に余分な力を使うことなく、スムーズな体重移動が可能になります。するとバイクの機動のコントロールが楽にできるようになり、コーナーが続く山道でも、疲れが少なくなります。

初代シュートボクシング日本女子ミニマム級王者MIOさんにストレッチを実践していただきました

 また、サーキットでのスポーツ走行やモトクロスをやっている人であれば、タイムアップにつながることも期待できます。地味なトレーニングですが、しっかり続けてください。

3-4 ダイアゴナル

①両手と両膝をついた姿勢になります。ここで体感トレーニングのシリーズの最初に紹介した、「ドローイン」をしてください
②最初の姿勢からゆっくりと「1、2、3、4」とカウントする感覚で、左腕と右足を伸ばしていきます。腕と脚が床や地面と水平になったら一旦静止して、同じように「1、2、3、4」のリズムでもとの姿勢に戻します
③最初の姿勢に戻ったら、同じリズムで反対側も行います。これを繰り返し、最初は片側5~6回、1セット合計10~12回を目標にして実行してみてください

 慣れないとバランスを崩しやすいので、最初はドローインをしないで行っても大丈夫です。腕と脚は、あくまでも床や地面と水平を保つようにしましょう。上がり過ぎてしまったり、逆に小さな動きになって下がったりすると、効果が半減してしまいします。

 腕と脚を連動させて動かすことが、より効果を得るためのコツです。1日に3セットを続けてみてください。それが楽にできる人は、腕と脚を伸ばした状態で3秒ほど静止することを取り入れてもいいでしょう。肩やお尻の筋肉も2次的に鍛えることができます。

トレーニングを繰り返し行うことで筋肉に刺激が入っていることがわかってきます!

「私も初めてのときはバランスが取りにくかったトレーニングです。でも、やっていくうちにうまく動けるようになりました。トレーニング中は一般的な筋トレよりも効果を実感できないかもしれませんが、繰り返すことで、しっかり筋肉に刺激が入っていることがわかってきます。体幹を安定させて、快適なライディングに役立ててくださいね」

MIO
初代シュートボクシング日本女子ミニマム級王者
Energy Fight×Shoot Boxing 48kg級王者
41戦37勝(4KO)4敗(2019年7月1日現在)
1995年、大阪府大阪市出身。身長153㎝、体重48kg(試合時)の小柄な体型ながら、破壊力抜群のスピードのあるパンチと鋭いキックを繰り出す。女子格闘技界期待のシュートボクシング選手。

【了】

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