原付二種までは役所でナンバー取得! 欲しい地名のナンバーは手に入るのか?

先日、クルマのご当地ナンバーが新たに追加されたことで、地域によって様々な図柄入りのナンバーが登場しました。もちろんバイクにもご当地ナンバーがあり、125㏄以下のバイクには「本当に役所が発行しているの?」と思いたくなるほど奇抜なデザインのナンバープレートもあります。バイクのご当地ナンバーを手に入れるためには、どのような方法をとればよいのでしょうか。

バイクのご当地ナンバーは取得できる?

 バイクは、50cc未満の原付から大型バイクまで5つの区分に分けられ、排気量によって車検の有無やナンバープレートの取得条件などが大きく異なります。

 250cc以上のバイクは車検が必要なうえ、ナンバープレート取得は陸運局で行うことが必要です。125cc~250ccのバイクは車検を受ける必要はないものの、ナンバープレート取得については大型バイクと同じく陸運局で行なわれます。

第二種原動機付自転車のナンバープレートはピンク

 しかし、125cc以下のバイクに関しては、車検を受ける必要もなく、ナンバープレート取得も役所に出向くだけで簡単に発行してもらうことができます。

 必要なものは「販売証明書」「身分証(免許証など)」「印鑑」の3つです。販売証明書は、バイクを購入したショップが発行する証明書で、バイク本体に刻まれているフレーム番号と一致している必要があります。

 しかし、他人から譲り受けた場合は、必要書類が変わってくるので注意しましょう。まず、他人から譲渡された「ナンバープレートがないバイク」は、身分証と印鑑のほかに、「譲渡証明書」が必要です。前出の販売証明書は、発行する相手が購入したショップですが、譲渡証明書は「譲った人」が発行します。

 次に、譲渡された「ナンバープレートがあるバイク」は、譲渡証明書・身分証・印鑑に加えて、「標識交付証明書」が必要となり、いわゆる名義変更の手続きを行わなければなりません。

 ナンバープレートの発行は面倒に思いがちですが必要書類と印鑑さえ揃えてしまえば、近くの市役所で気軽に発行することができます。ナンバープレートの取り付けもネジ2本で止まっているだけなので、ホームセンターで売っている工具で簡単に取付けが可能です。

 そして、気になるご当地ナンバープレートについてですが、ナンバープレートの交付手続きを行う際に通常の白ナンバーだけでなく、ご当地ナンバーを選択できる地域も増えています。

 詩人・宮沢賢治の出身地である岩手では「銀河鉄道の夜」をイメージした星が瞬く夜空に汽車が走っているプレートです。山形では生産量第一位の「さくらんぼ」。県別ではなく地域別となっているため、新潟では国指定重要文化財の「萬代橋」、同じ新潟県内の長岡市では日本三大花火として知られている「長岡花火」のプレートとなっています。

 このように各自治体はその地域の特徴をとらえたデザインのナンバープレートを作り、自分たちの地域をアピールする役目を担わせています。実に凝ったデザインが多いため、調べてみると面白いでしょう。

 では、役所でナンバープレートが受け取れるならば、欲しい地域のナンバープレートを取得することは可能なのでしょうか。結論は、残念ながら不可能です。基本的にはバイクの所有者が住んでいる地域で手続きを行う必要があるため、違う地域のナンバープレートを自由に取得することはできません。

 例えば、東京都杉並区では、住民登録がない場合は住居の賃貸借契約書や公共料金の請求書・領収書、消印のある郵便物などの「住所の確認ができる書類」や、住民票や運転免許証など「住民登録地が確認できる書類」が必要としています。

 ネット上では裏技として「ナンバー飛ばし」や一時的に住所変更をするといった方法でご当地ナンバーの取得方法が紹介されているようですが、どれも法律上は認められていません。

※ ※ ※

 全国にはさまざまなご当地ナンバーが存在しているようですが、希望するものを合法で手に入れるのは難しいようです。もし、欲しい地域のナンバープレートがある場合は、必ずその地域に住んでから取得しましょう。

【画像】原付二種を画像で見る(9枚)

画像ギャラリー

1 2

最新記事