MotoGP第6戦スティリアGP KTMのM・オリベイラ初優勝 ポルトガル人ライダー初の快挙

MotoGP第6戦スティリアGPの決勝レースがオーストリアのレッドブル・リンクで行われました。今回のレースではポルトガル人ライダーのM・オリベイラ選手が初優勝を収めました。

25歳のポルトガル人ライダーが快挙

 MotoGP第6戦スティリアGPの決勝レースが8月23日にオーストリアのレッドブル・リンクで行われました。

最終コーナーの立ち上がりで勝負が決まったMotoGP第6戦スティリアGP。#88(左)のM・オリベイラ選手(レッドブルKTMテック3)が初優勝を飾りました

 日本人ライダーである中上貴晶選手(LCRホンダ・イデミツ)が2番手グリッドについた同レースでは、17周目、1コーナー先のフェンスに突っ込んだM・ビニャーレス選手(モンスターエナジー・ヤマハ)のバイクが炎上し、レースは赤旗で中断。

 2度目のスタート(レース2)は、16周目終了時点のポジション順で、12周で行われることとなりました。

 レース2ではレース1でも好調だったJ・ミル選手(チーム・スズキ・エクスター)とJ・ミラー選手(プラマック・レーシング)がレースを牽引。中盤にはP・エスパルガロ選手(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、M・オリベイラ選手(レッドブルKTMテック3)、A.ドヴィツィオーゾ選手(ドゥカティ・チーム)が加わり5台のトップ集団でのバトルが繰り広げられました。

 最終ラップではP・エスパルガロ選手、ミラー選手が接戦を繰り広げますが、最終コーナーで共にラインが膨らみ、マシンの挙動が不安定に。すかさず3番手につけていたM・オリベイラ選手が立ち上がりで抜き去り勝利。ポルトガル人として初のMotoGPクラス優勝という快挙を達成しました。

 なお、レース2でも2番手スタートの中上貴晶選手は7位フィニッシュとなっています。レースを終え、表彰台を獲得した3選手は次のようにコメントしています。

■M・オリベイラ選手(レッドブルKTMテック3)

M・オリベイラ選手(レッドブルKTMテック3)

「優勝してとても感情的になっています。家族をはじめ、チームのみんな、スポンサー、ポルトガルの観客の皆さん、私を信じてくれたすべての人たちに感謝しています。本当にありがとうございました。これは私にとっても、私の国にとっても歴史的なことであり、KTMとレッドブルのホームグラウンドでこれほど幸せなことはありません」。

■J・ミラー選手(プラマック・レーシング)

J・ミラー選手(プラマック・レーシング)

「素晴らしい週末でした。驚くべき仕事をしたし、レース中ずっととても速かったし、バイクも最高だった。サポートしてくれたチームとクリニカモバイルに感謝したい。これから少し休んで、さらに強くなってミサノに戻ってきます」。

■P・エスパルガロ選手(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)

P・エスパルガロ選手(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)

「こういうレースは誰でも勝てるチャンスがあります。最終コーナーまでジャックとバトルをしていたことで、ミゲル(M・オリベイラ選手)が利益を得ることができましたが、それがレースなんです。美しいレースだったと思います。とにかく、表彰台に上がれたし、ここまで来れたし、超ハッピーです」。

【了】

【画像】MotoGPライダーの走りを画像で見る(8枚)

画像ギャラリー

最新記事