ホンダ「CRF300L」 286ccエンジン搭載モデルが欧州市場に登場
ホンダ・ヨーロッパは、CRF250Lの後継機種となるオフロード車「CRF300L」を欧州市場に導入します。どのような特徴があるのでしょうか。
より高いオフ性能と快適な高速巡航を両立
ホンダ・ヨーロッパは、CRF250Lの後継機種となるオフロード車「CRF300L」を欧州市場に導入します。

2012年に欧州全域で発売されたCRF250Lは、軽量でオールラウンドなモデルとして多くのユーザーかた支持を受けてきたモデルです。
後継機種となるCRF300Lでは、最高出力を10%向上させた20.1kW/8,500rpm、最大トルクを18%向上させた26.6Nm@6,500rpmを発生する排気量286ccのエンジンを搭載。1速から5足のギア比を短くしてレスポンスを向上させるとともに、6速ギア比を高く設定することで、よりゆったりとした高速巡航を可能にしました。

また、スチールフレーム、アルミ製スイングアーム、フロントフォークのボトムケースのデザインを一新し、全体で4kgの軽量化を実現するとともに、車体の剛性バランスを再考。
フロント/リアサスペンションのロングトラベル化やグランドクリアランスの向上に加えて、細部に至るまで調整が行われています。
なお、日本市場においては12月17日に249ccのエンジンを搭載した「CRF250L」及び「CRF250L〈S〉」(前後サスペンションを伸長したハイシート・モデル)が価格(消費税込)59万9500円で発売されます。
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