ホンダ新型「モンキー125」 巡航速度を高める5速ミッションを採用した最新モデルを欧州で発表
ホンダ・ヨーロッパは、日本における原付二種モデル「モンキー125」の2022年モデルを欧州市場に導入します。最新モデルでは5速ミッションを採用により巡航速度の向上が図られています。
125cc化してから初めてのマイナーチェンジ
ホンダ・ヨーロッパは、日本における原付二種モデル「モンキー125」の2022年モデルを欧州市場に導入します。

2018年に登場したモンキー125は、初代モデル「モンキーZ50M」より引き継がれている台形フォルムのスタイリングを踏襲しつつ、剛性感のある倒立フロントフォークや、クッション性に優れたシートを採用するることで快適な乗り心地としなやかさを兼ね備えた操作感を実現した小型ファンモデルです。

登場以来、毎年カラーリングの変更が行われてきたモンキー125ですが、2022年モデルとして登場した最新型ではギア比の間隔を広げることで、長距離走行性能を向上させるとともに、ゆったりとしたクルージング性能を実現する5速ミッションを搭載。最高速度は91kmに達するといいます。
また、ミッションの他にもエアボックスの形状も見直され、スムーズな空気の流れをさらにサポートするとともにトルク出力を改善し操作性を向上させています。
そのほか、新しいカラーリングを採用した最新のモンキー125では、オフセットシリンダーやバルブギアのローラーロッカーアームなどの低フリクション技術を採用することで、1.5L/100km(WMTCモード)の経済性を実現しています。
昨今では各メーカーともに新型コロナ禍に伴う生産、輸送などの遅れが出ているようですが、日本でも人気の高いモデルだけに導入時期が気になるところです。
【了】