バイクのクルーズコントロールって何ができるの?
バイクにはさまざまな先進技術が搭載されており、「クルーズコントロール」もその中のひとつです。このクルーズコントロールというシステムは、いったいどんな機能なのでしょうか。
クルーズコントロールってどんな機能?
昨今のバイクにはさまざまな先進技術が搭載されており、「クルーズコントロール」もその中のひとつです。クルーズコントロールとはいったいどんな機能なのでしょうか。

クルーズコントロールとは、アクセル操作なしで、ライダーが任意にセットしたスピードを一定にキープした状態で走ることができる機能で、近年クルマだけでなくバイクにも採用されているシステムです。
通常、バイクを運転する際はクラッチ操作に加え、右手でのアクセル操作によってスピードをコントロールしています。
例えば、下道などのストップアンドゴーやスピードの加減速が多い道では、スロットルを細かく操作する必要があります。一方、高速道路のような長距離かつ信号などがなく一定の速度で走り続けることができる道では、アクセルのスロットルを開けた状態をキープし続けなければなりません。

クルーズコントロール使用時はアクセル操作が不要のため、右手はハンドル操作のみになります。とくに高速道路などでの高速巡行の際には、クルーズコントロールを使用することでアクセル操作が不要となり、疲労軽減につながるというメリットもあります。
また、前述したように、クルーズコントロールは、ライダーが設定した「任意のスピード」を一定に保つ機能です。
例えば、ドライバーが時速80kmにスピードを設定すれば、その速度を維持します。つまり、クルーズコントロールをオンにした場合、坂道や下り道でも時速80kmを維持したまま走行できるということです。
通常、クルーズコントロールがないバイクの場合は、坂道にさしかかると速度が落ちやすいため、アクセルやギアチェンジをすることで速度を調整します。しかし、クルーズコントロールはそういった速度の緩急がないため、慣れないうちは少し怖く感じたり、違和感を覚える人もいるかもしれません。

また、クルーズコントロールは大変便利な機能ですが、使用する上で注意も必要です。
クルーズコントロールは一定の速度で走るため、前方の渋滞や割り込みなどのシーンで、前方車両が急に速度を落とすと、そのまま追突してしまう可能性があります。
クルーズコントロールは一般的にクラッチレバーを握ったり、ブレーキをかけたりすれば簡単に解除することができます。
突然の事態にも対応できるよう、クルーズコントロールはあくまで補助的な機能であることを認識し、使用時は通常の運転と同様に、前方や周囲への確認を怠らないことが大切です。
クルーズコントロール機能付きのバイクをピックアップ
クルーズコントロール機能付きのバイクは、現在どんなモデルが販売されているのでしょうか。

ひとつ目の車種は、ホンダのビッグネイキッドバイクである「CB1300」です。ネイキッドスタイルのCB1300 SUPER FOURと、ハーフカウルを搭載したCB1300 BOL D’ORは、両車両ともクルーズコントロールが搭載されています。

クラッチレバーやシフトダウンなどの、操作性を高める機構のアシスト&スリッパ―クラッチや、3種類のライディングモード機能などのさまざまな機能により、快適なライディングをサポートしてくれます。

ふたつ目の車種は、ヤマハのフラッグシップモデル「MT-10」です。クルーズコントロールはもちろん、YCC-T(ヤマハ電子制御スロットル)やトラクション・コントロール・システム、3つの走行モードを選択できるD-MODEシステムなど、豊富なアシスト機能が魅力の1台です。

そして3つ目の車種は、BMW Motorrad「R1250RT」です。BMW伝統のボクサーエンジンに、大きなカウルやスクリーンを備えています。
2021年3月に発売されたR1250RTは、アクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)という、クルマに搭載されている追従型クルーズコントロールに近い機能が搭載されています。

クルーズコントロール機能は、長距離巡行などのシーンで使用するその特性上、大型バイクやツーリングモデル、メーカーのフラグシップモデルなどに搭載される傾向が大きいといえます。
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クルーズコントロールは非常に便利な機能ですが、あくまでバイクをコントロールしているのはライダー自身であることを心がける必要があります。自身のバイクライフをさらに楽しく快適にするためにも、クルーズコントロールが搭載されているモデルの購入を検討するのも良いかもしれません。










