国内導入を切望! ホンダが生産している海外向け150cc以下のバイクとは?

ホンダには、海外で生産しているにもかかわらず、日本では販売されていない50㏄から150ccクラスのバイクが多数存在します。そんな、日本導入を期待したい、ホンダの国内未発売モデルを紹介します。

日本導入希望!! 魅力的な海外モデルたち

 ホンダの二輪販売および製造の拠点は、インドなどアジア各国が中心で、世界シェアの約9割をカバーしています。

 そしてホンダが発表した2020年度の販売実績によると、全世界で約1500万台が販売されており、そのうちの約1300万台を超えるバイクが、インドや中国をはじめとしたアジア諸国で販売されています。

バイク人気が高いアジア各国の様子
バイク人気が高いアジア各国の様子

 そのなかでもインドは、世界最大ともいえるバイク市場であり、現在もクルマよりもバイクの方が庶民の重要な交通手段となっています。一方で、日本でのホンダの二輪製造は熊本工場のみ。製造台数も、年間約30万台弱にとどめられています。

 このように、ホンダのバイクのほとんどはアジアの工場で製造されていることもあり、海外ホンダで製造され、日本では販売されていないモデルも数多く存在します。そこで、主にアジア諸国で人気の高い原付二種クラスのバイクを中心に、日本未発売モデルをご紹介します。

ホンダ「スーパーカブ110(タイ仕様)」
ホンダ「スーパーカブ110(タイ仕様)」

 まず1台目は、タイホンダで生産されている「スーパーカブ110(タイ仕様)」です。日本でもお馴染みのスーパーカブは、海外でも大きな人気を集めています。

 デザインは日本モデルと大きな差はないものの、日本モデルでは一般的なリアキャリアが搭載されておらず、前後シートがつながったロングシート仕様になっています。

 また、ロングストロークの新エンジンが搭載され、より力強い走りになっているほか、メーターはアナログ仕様にLCDデジタルディスプレイを融合。シフトインジケーター、燃料消費量、消費率、時計などを表示することが可能です。

ホンダ「ウェーブ125i」
ホンダ「ウェーブ125i」

 2台目に紹介するモデルも、タイホンダで生産されている「ウェーブ125i」です。

「スーパーカブ C125」をベースにした空冷エンジンを搭載し、スーパーカブでありながらもスクーターのようなスタイルが特徴的なモデル。通常のスーパーカブにはない、シート下のメットインスペースが確保されているほか、フロントのディスクブレーキやLEDヘッドライト、シフトインジケーターなどの豪華な装備が備えられています。

 また、5.4Lの燃料タンク容量に加え、リッター70km以上を叩き出す驚異の燃費性能を実現。300km以上の無給油走行が可能です。

個性派モデルも続々ラインナップ

 3台目のモデルは、タイで生産されている「クリック125i」です。

 日本でもラインナップされている「ディオ110」をベースに、125㏄スクーター用グローバル新開発エンジン「eSP(イーエスピー)」を搭載。耐久性と静粛性、燃費性能のすべてを高次元で実現させています。

ホンダ「クリック125i」
ホンダ「クリック125i」

 さらに、アイドリングストップ機能やLEDデュアルヘッドライトを採用しているだけでなく、多機能なデジタルメーターやシート下のメットインスペースなど、高い実用性も魅力のモデル。高排気量の「クリック150i」もラインナップされている点も魅力です。

ホンダ「アクティバ 125」
ホンダ「アクティバ 125」

 4台目は、インド市場向けに販売されている「アクティバ 125」です。

 インド二輪車に適用されている排ガス規制の新法規「BS6(バラートステージ6)」に対応するために、環境性能にすぐれたeSPエンジンをインドモデル初採用。さらに、世界初となる燃焼効率を向上させるためのタンブル流強化技術が搭載されているのも、大きな特徴です。

 それらに加え、PGM-FIやアイドリングストップシステム、LEDヘッドライト、LEDポジションランプなど、最新の技術とデザインを両立。小排気量の「アクティバ110」もラインナップされており、用途に合せて選ぶことができます。

ホンダ「ナビ110」
ホンダ「ナビ110」

 そして5台目に紹介するモデルは、インドで生産され、南米、北米を中心に販売されている「ナビ110」です。

 クラッチのいらない無段変速機(CVT)で、ギア操作不要のATミッションが採用されています。そのため、スクーターでありながらもニーグリップができるガソリンタンクを備え、スポーツバイクのようなライディングポジションでの走行が可能。

 外観も個性的で、ホンダの125ccモデルである「グロム」を連想させるユニークなデザインが目を惹きます。さらに、タンク下には荷物を収納できるストレージボックスも備わっているなど、使い勝手にも配慮されたモデルです。

※ ※ ※

 インドやベトナムなどの国では、「ホンダ」という企業名がバイクそのものを意味するほど、ホンダ製バイクのシェアは圧倒的です。アジア諸国の人々の生活にはバイクが深く根付いていることからも、今後も日本では販売されないモデルが続々と登場することが予想されます。

 一部のモデルは、日本への輸入販売をしているバイクショップも存在するため、気になる人は探してみるのも良いかもしれません。

【画像】個性的で便利でカッコいい!日本導入が熱望されるホンダの小型バイクを画像で見る(17枚)

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