花粉症シーズン到来!バイクについた花粉はそのままでも影響はない?
花粉の飛散が増える春は、クルマやバイクを運転すると車体に花粉がついてしまいます。バイクについた花粉は、そのままにしておいても問題はないのでしょうか。
花粉が付着するとバイクもダメージを受ける
暖かくなり花粉が飛び交う春は、バイクに乗っても乗らなくても屋外に置いてあれば、車体への花粉の付着は避けられません。バイクについた花粉は、そのままにしておいても車体に影響は無いのでしょうか。

まず、バイクに付着した花粉を放置すると塗装面が侵食されるため、対策が必要です。風によって運ばれるスギやヒノキなどの花粉は、水分によって内容物を放出するため、バイク表面に付着した花粉が水分を含むと、弾けて中身がバイク表面に飛び散り、その内容物で塗装面を浸食していきます。
特に3月や4月はスギだけでなく、ヒノキ花粉の時期とも重なるため、風で運ばれる花粉の量がかなり多く、バイクやクルマの塗装面に悪影響が及ぼす可能性が増大します。
付着した花粉の内容物が塗装面を浸食すると、車体表面にシミができたり、腐食が進んだりするなど、表面が全体的に少しずつ劣化。もちろん、花粉が付着してから放置している時間が長ければ長いほど、少しずつダメージが増加していきます。
なお、塗装面の腐食が進むと塗料が剥げて錆びの原因になり、塗装面にキズや痛みが少ない新車でも同様の浸食があるとされています。そのため、バイクの年式に関係なく、全車種に共通で花粉対策をおこなうようにしましょう。
他にもある? 花粉の影響
バイクの場合、クルマとは違い外装パーツで覆われていない部分が多いため、花粉による塗装の浸食がエンジンの表面にも影響を与えます。

まず、ネイキッドのように内部が剥きだしになっているモデルは、エンジンやタンク、エキゾーストパイプ、サイレンサーなどの塗装面にも悪影響を受ける可能性が考えられます。
スーパースポーツやスクーターのように外装パーツが多いバイクの場合では、カウルやウィンドスクリーンが花粉の影響を受けやすいポイントです。

そんな、バイクに付着した花粉への対策として、洗車が有効な手段のひとつとして挙げられます。特に花粉の量が増えるシーズンは、こまめに洗車をすると良いでしょう。洗う際には水洗いだけでなく、バイク用のシャンプーなどを使用すると汚れも洗い流しやすくなります。
もし花粉の浸食で塗装面にシミが出来てしまった場合は、40度程度のお湯を使用することがおススメ。ただし、耐熱性の低いパーツに対してはお湯が使用できないため、洗う個所には注意が必要です。
そして洗車後は、バイク表面をワックスなどでコーティングすると、花粉による浸食を軽減。バイクを洗い終わったら、ワックス入りのバイクシャンプーなどを使用して、ワックスなどで車体の剥き出しになっている部分をカバーすると良いでしょう。

とはいえ、花粉の付着を気にして、毎日バイクを洗車するのは現実的ではありません。その場合は、洗車シートやマイクロファイバー製のモップなどを使用して、花粉を払い落す方法もある程度の効果的。
一方で、水分で花粉の中身が飛び散っている場合は、内容物に粘着性があるため、エアブラシなどの空気の力だけで吹き飛ばす方法は、あまり有効とはいえません。花粉と一緒に混じって付着する黄砂により、バイクのタンクや外装パーツに細かな傷をつけてしまう可能性も高いため、空吹きは避けたほうが良いでしょう。

また、花粉から完全にバイクを守ったり、付着させない方法はありませんが、バイクにカバーをかけたり、ガレージで保管するなどの対策を取ることで、付着する花粉の量を減らすことは可能です。なお、花粉の飛散が落ち着くのは5月後半くらいとされています。






