ホンダの「HAWK(ホーク)」ってどんなバイク? 過去の名車復活か?
2022年3月に開催された第38回大阪モーターサイクルショー2022でホンダは、「HAWK11」を世界初公開しました。実に40年ぶりの復活となるホークですが、どんな歴史を歩んできたバイクなのでしょうか。
ホンダが誇る名車「HAWK(ホーク)」が歩んできた歴史
2022年3月に開催された第38回大阪モーターサイクルショー2022でホンダは、「HAWK11」を世界初公開しました。HAWK(ホーク)は、実に40年ぶりの復活を遂げた名バイクです。一体、どのような歴史を歩んできたのでしょうか。

まず、1975年に施行された二輪の免許制度の改正により、新たに400ccまでの「中型二輪免許」が設定され、400cc超の「大型二輪免許(限定解除)」とは、免許が区分されることになりました。
当時、大型免許を取得する方法は一発試験のみで、合格率数パーセントの難関を突破する必要があったため、バイクの国内市場は400ccクラスが人気の中心となっていきます。

その時代の流れにのって1977年5月にデビューしたのが「HAWK II CB400T」です。「2気筒で4気筒以上の性能」をキーワードに、4気筒エンジンの「CB400FOUR」の後継として開発されました。
内径70.5mm×行径50.6mmという超ショートストロークのOHCツインエンジンは、ライバルを圧倒する動力性能と、2気筒とは思えない滑らかさを実現。パワーユニットなどの重量物を車体中心部にまとめたことによる、クセのないハンドリングも高く評価されました。
丸みを帯びた、通称「やかんタンク」と呼ばれた丸いタンクが特徴で、決してスタイル評価は高くなかったものの、国内外問わず爆発的な売上を記録したモデルです。

そして同年7月には、250ccクラスの「HAWK CB250T」、翌年の1978年1月には「HAWK CB400T ホンダマチック付」を発売。
HAWK CB400Tホンダマチック付は、前年に登場した量産モデルで世界初のオートマチック大排気量モデル「EARA(エアラ)」と同様に、2速トルクコンバーターが装備されたオートマモデルとして登場しましたが、市場での販売は振るわず、短命で販売終了となります。
4気筒エンジンブームへ向けた進化への道
1978年8月には、HAWK IIの車体とエンジンをベースに、さまざまな機能に変更を加えることでスポーツ性能を高め、直線的なヨーロピアンスタイルに生まれ変わった「HAWK III CB400N」を発売。

その後、1980年7月には足回りとブレーキをグレードアップした「SUPER HAWK III」が登場します。同モデルは、他社ライバルモデルに対抗すべく、スポーツ性能をさらに高められた1台。ハンドルもジェラルミン鍛造性のセパレートタイプに変更され、ゴールド仕上げのフロントフォークやリアショックスプリングが注目を集めました。

その後は、前年の1979年に登場したカワサキ「Z400FX」が起爆剤となり、4気筒エンジンブームが巻き起こります。その対抗として投入された「SUPER HAWK III」でしたが、各メーカーが4気筒路線にシフトしていくなかで苦戦を強いられる形となり、ホークシリーズは1982年に生産終了となりました。
そこから約40年の時を経て、ホンダは大阪モーターサイクルショー2022で新型HAWK11(ホークイレブン)を世界初公開。最大の特徴は、丸目ライトにロケットカウル風のハーフカウルを装着し、セパレートハンドルを組み合わせたレトロなカフェスタイルです。

HAWKの復活に伴い、「スロットル・バイ・ワイヤ」や「ライディングモード」など、さまざまな最新電子制御システムを搭載。ベテランライダーをメインターゲットにした、大型ロードスポーツモデルとなっています。
なお、発売日などの詳細は未定です。









