ヤマハのクロスカントリー競技用「YZシリーズ」 2023年モデル4機種を順次発売
ヤマハは排気量124ccから449ccのクロスカントリー競技用のモデル「YZシリーズ」の2023年モデルを10月31日から順次発売します。
エンジン・車体が進化した「YZ125X」「YZ250X」
ヤマハは排気量124ccから449ccのクロスカントリー競技用のモデル「YZシリーズ」の2023年モデルを10月31日から順次発売します。

自然の地形をなるべく変えることなく設定されたコースで行われることの多いクロスカントリー競技に向けたYZシリーズは、ヤマハが製造するオフロード競技用モデルをベースにクロスカントリー向けの装備や仕様とされたモデルです。
2023年モデルにおいては、2022年に17年ぶりにフルモデルチェンジした「YZ125」のエンジンとボディをベースにした「YZ125X」の圧縮比、YPVS(ヤマハパワーバルブシステム)、CDIユニットのセッティングをクロスカントリーモデル専用に変更。
エンジンの出力向上に伴い、サスペンションのセッティングを最適化することで、国内メーカー唯一の2ストローク125ccクロスカントリーモデルとして、初級者から上級者まで幅広く楽しめるようセッティングされています。
また、「YZ250」2022年モデルの基本性能を継承する「YZ250FX」においてもYPVS、前後サスペンションなどのセッティングがクロスカントリー向けに最適化されています。
「YZ450FX」「YZ250FX」「YZ250X」「YZ125X」の4つのモデルで構成されたYZシリーズの価格は74万8000円から112万2000円で、全モデルとも共通コンセプトである直線的なホリゾンタル・ムーブメントのグラフィックと、ヤマハブルーに異なる色域のブルーを組み合わせたカラーリングを採用しています。