カワサキのオフロード4輪「TERYX/MULE」国内市場で販売開始
カワサキモータースジャパンは、オフロード四輪車「TERYX/MULE」計4モデルを日本国内のオフロード四輪取扱店で販売します。どのような特徴を備えているのでしょうか。
レクリエーションで威力を発揮する「TERYX」
カワサキモータースジャパンは、オフロード四輪車「TERYX/MULE」計4モデルを日本国内のオフロード四輪取扱店で販売します。

日本市場に導入されるTERYXは、林間などオフロードをパワフルに走破し、スポーツ走行などのレクリエーションで威力を発揮するRUV(レクリエーション・ユーティリティ・ビークル)です。
強力なパワーを生み出す排気量999cc水冷4ストローク並列2気筒/DOHC4バルブエンジンを搭載するTERYXシリーズの「TERYX KRX 1000」では、低速・高速のデュアルレンジCVTミッション+自動遠心クラッチを組み合わせ、低速域から高速域の全域で優れたコントロール性を実現。
ロングタイプのサスペンションとカワサキが独自に設計した強靭なシャーシは、高い走破性と優れた乗り心地を両立しています。
また、幅広いシーンで活躍する4シーターRUV「TERYX4 S LE」においては、広いプラットフォームを実現する堅牢かつ軽量なダブルXフレームを採用することで、4人乗りを実現しながら高いスポーツ性も獲得。
エンジンの搭載位置にこだわることで、前後重量配分を48:52とし、スポーティなハンドリングを実現しています。

縁の下の力持ち「MULE」
縁の下の力持ちとして農場や作業現場で活躍するユーティリティ・ビークル(多用途四輪車)であるMULE(Multi-Use Light Equipmentの頭文字から命名)シリーズのMULE PRO-FXT EPSは、農場や牧場などにおいて特に重視される低速回転域でのパワフルな走りと不整地走破性、耐久性を高いレベルで実現したモデルで、後列シートを格納し、荷台の広さを変えることができるカワサキ独自の「イージートランスキャブシステム」を採用。優れた利便性により、世界中のプロフェッショナルたちに愛用されています。
また、運搬機能を最大限高めた「MULE PRO-FX EPS」においては、3人乗りの1列シートを基本設定とし、面積を最大化した荷台は、軽トラックよりもひと回りコンパクトな車体ながら453kgの最大積載量(軽トラックの最大積載量は350kg)と、907kgの牽引能力を実現。
ロングホイールベースの車体にダブルウィッシュボーンの足まわりを組み合わせることで、高い走行性能と優れた乗り心地の両立が図られています。
なお、TERYXシリーズの価格(すべて消費税10%込)はTERYX KRX 1000が330万円、TERYX4 S LEが291万5000円、MULE PRO-FXT EPSが253万円、MULE PRO-FX EPSが220万円となっています。