自転車にエアディフレクター? ビアンキ初のハイパーバイク「オルトレRC」登場

イタリアの大手老舗自転車メーカー「Bianchi(ビアンキ)」のロードバイクの最高峰モデルである「Oltre(オルトレ)」シリーズに、新型モデル「オルトレRC」が登場しました。どのような特徴があるのでしょうか。

伝統と最新技術の融合、ビアンキ初の「ハイパーバイク」

 イタリアの大手自転車メーカー「Bianchi(ビアンキ)」のロードバイクの最高峰モデルである「Oltre(オルトレ)」シリーズに、新型モデル「オルトレRC」が登場しました。

Bianchi新型「Oltre RC」の新開発エアロコクピット。ハンドルバーの中心部分に通気孔が設けられている
Bianchi新型「Oltre RC」の新開発エアロコクピット。ハンドルバーの中心部分に通気孔が設けられている

 創設1885年のビアンキは現存するメーカーでも最老舗クラスで、現在もなお注目を集めるラインナップを展開し続けています。

 2023年モデルとしてリリースされた新型モデル「オルトレRC」は、ビアンキ初の「ハイパーバイク」というコンセプトで、ビアンキのレーシング部門「レパルトコルサ」のプロジェクトにより開発されました。

 エアロレーシングバイクのトップモデルらしく、最大限のスピードを求めるシリアスライダーのために設計され、ワールドツアーで戦うプロフェッショナルライダーを想定しています。

 バイクとアスリートを「システム」として捉えた設計が、独自の「エアディフレクター」技術によって実現され、新しいエアロハンドルバーと連動することでかつてない性能を発揮します。

 また、コンポーネントもレパルトコルサにより設計され、チューブレスレディホイールRC50 SPBTechとRC65 SPBTech(フロント50mm、リア65mm)、RC139カーボンエアサドル(3Dテクノロジー搭載)を装備しています。

Bianchi新型「Oltre RC」
Bianchi新型「Oltre RC」

 ロードバイクのトレンドとしては、空気抵抗を低く抑え、同じスピードでもパワーセーブし、「より少ないエネルギーでより速いスピードが出せる」ことにフォーカスしています。ビアンキの最新モデルでは、アスリートとバイクに対する空気抵抗が大幅に低減されることが風洞試験で証明されています。

 フレームだけではなくハンドルバーやサドル、ホイールといった周辺パーツも開発することで、より効果的にパフォーマンスを高めることに成功しています。

 ビジュアル的にもインパクト「大」なビアンキのハイパーバイクですが、日本への導入に関しては未発表です。

【画像】ビアンキ「オルトレRC」をもっと見る(9枚)

画像ギャラリー

Writer: 山本健一

サイクルジャーナリスト(人力バイクのほう)。ジャーナリスト歴20年、自転車競技歴25年の公私ともに自転車漬け生活を送る。新作バイクレビューアー、国内外レースイベントやショーの取材、イベントディレクターなど、活動は多岐にわたる。

最新記事