「バイク神社」と「オートバイ神社」は別物? オートバイ神社第11号「藤代オートバイ神社」に行ってみた

近年増加しつつある「バイク神社」や「オートバイ神社」ですが、名称は似ていても同じではなく区別されています。茨城県取手市の「藤代オートバイ神社」を訪れました。

喧噪から離れた場所にある、小さな神社だった

 近年増加しつつある「バイク神社」や「オートバイ神社」ですが、名称は似ていても同じではなく区別されています。

街道(旧水戸街道:県道208号)沿いに位置する「藤代オートバイ神社」。2021年7月に茨城県初の「全国オートバイ神社」として認定された
街道(旧水戸街道:県道208号)沿いに位置する「藤代オートバイ神社」。2021年7月に茨城県初の「全国オートバイ神社」として認定された

 最初に「バイク神社」として名乗りを上げて有名になったのは、栃木県の「安住神社」です。こちらは「全国バイク神社認定第1号」でもあります。

 その後、同じく栃木県の「足尾山神社」や「大前神社」などが知られるようになり、埼玉県「小鹿(おしか)神社」などもバイク神社として認知されてきました。さらに静岡県浜松市にも「大歳神社」などができ、いまでは多くのライダーが集まるツーリングスポットとなっています。

 一方の「オートバイ神社」は、宗教的な意味合いは無く、いわゆるツーリングスポットやランドマークとして、全国各地を活性化する趣旨のもと、「一般社団法人 日本二輪車文化協会」が独自に設定するものです。2022年10月現在、16のオートバイ神社が認定されています。

 そもそも神社の定義も画一的ではなく、神社本庁に登録されていない神社が全国に10万以上も存在すると言われていますから、ヒトコトで神社と言っても色々存在しているわけです。

 今回スーパーカブで訪れた茨城県取手市の「愛宕神社」ですが、取手市には複数の同名神社が存在します。その中でも取手市片町の愛宕神社は、茨城県初の「全国オートバイ神社」として2021年7月に認定され、「藤代オートバイ神社」として開設しました。

境内に車両乗り入れはできないが、手前に駐輪場や駐車場がある。それほど広くはない敷地に石碑や顔出しパネルが設置されている
境内に車両乗り入れはできないが、手前に駐輪場や駐車場がある。それほど広くはない敷地に石碑や顔出しパネルが設置されている

 現場を見ると、いわゆる街道沿いにある小さな神社です。昔から地元に根ざしてきたであろう神社という印象で、平日に訪れたこともあり、他の参拝客やライダーの姿は見られませんでした。

 鳥居をくぐり、参拝を済ませてから周囲を見渡すと、オートバイ神社らしいものがあります。歌が刻まれた石碑やハーレーの顔出しパネル、御朱印やお守りなどは近くの事務所で購入が可能とのことです。

 JR「藤代駅」のすぐ近くに位置しますが、喧騒から離れた静かなエリアで、落ち着いた気分で参拝できるオートバイ神社でした。

【画像】茨城県取手市片町「藤代オートバイ神社」をもっと見る(8枚)

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