憧れが現実に!見た目にも美しい『Continental GT 650』に試乗〜小野木里奈の○○○○○日和〜

『小野木里奈の○○○○○日和』は、ホームページで見てからずっと気になっていたロイヤルエンフィールド『Continental GT 650』に試乗することができました。カフェスタイルの『Continental GT 650』は、心からバイクを楽しむことのできる一台です。

見た目も神々しい『Continental GT 650』

 皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。今回は、ロイヤルエンフィールド『Continental GT 650』の試乗記でございます!

心打たれずっと憧れを抱いていた『Continental GT 650』
心打たれずっと憧れを抱いていた『Continental GT 650』

 ある日、偶然に『Continental GT 650』の写真をネットで発見してから、見た目の美しさに心打たれずっと憧れを抱いていました。この度、ありがたいことにご縁があり、試乗を実現することができました。それではいってみましょう!

 今回、私が試乗したカラーは「Mister Clean」。タンクがギラギラのシルバーカラーに包まれているのが大きな特徴で、タンクに描かれている「ROYAL ENFIELD」の黄色いロゴも可愛いのです!私はこのタンクが特にお気に入り。

ギラギラタンクに書かれたROYAL ENFIELDのロゴが可愛い
ギラギラタンクに書かれたROYAL ENFIELDのロゴが可愛い

 シルバーのタンクやマフラー、シートとスポークホイールのブラックなど、シルバー×ブラックでシンプルにまとめられたカラーリングも個人的に好みです。『Continental GT 650』は、メインのタンクとホイールの色を変更することができ、ホームページで色の違いを見比べると、タンクの色が変わるだけでバイク全体の印象が大きく変わるということも面白いのです。

シルバーとブラックで構成されたカラーリングも個人的に好み
シルバーとブラックで構成されたカラーリングも個人的に好み

 ちなみに、このバイクの形はカフェレーサーに分類されるのだとか。カフェレーサーとは、1960年代にイギリスで生まれたスタイルで、当時行きつけのカフェで自分のバイクを自慢するために格好よくカスタムする風潮から生まれた文化なのだそうです。その雰囲気を色濃く残しているのが『Continental GT 650』なのです。たしかに、なんとなくレトロさも感じるバイクなので、ライダーのどんなファッションとも相性が良さそうですよね。

ロイヤルエンフィールドのデザイナーであるエイドリアンさん
ロイヤルエンフィールドのデザイナーであるエイドリアンさん

 では、「このバイクはもうカスタムする必要がないのか」というとそういうわけではありません。以前に、ロイヤルエンフィールドのデザイナーであるエイドリアンさんにお話を伺ったところ、このバイクはとてもシンプルに作っていることを大切にしているそうです。見た目も構成もシンプルだからこそ、カスタムも楽しみやすくしていると仰っていました。

恒例の足つきチェックでございます!

 私(=身長160cm)が跨るとこんな感じ。シート高は820mmで、両足はつま先立ちになります。

シート高は820mmで身長160cmの私が跨ると両足はつま先立ちに
シート高は820mmで身長160cmの私が跨ると両足はつま先立ちに

 総重量は212kgで、見た目にもずっしり感があり予想通り少し重みも感じます。取り回しは小柄な方にとって少し一苦労するかもしれません。やはり重めのバイクはある程度、慣れと練習が必要かと思います。

いよいよエンジンスタートです!

 エンジンをかけると「ドコドコドコドコ~!」とバイクの中で何かが下に叩きつけるような低い音がします。その深い振動が跨っている私の全身にも感じるので、やっと試乗が叶ったんだとワクワクが止まりません!

走り出しも車体の重さを感じず滑らかに進む
走り出しも車体の重さを感じず滑らかに進む

 アクセルを開けて発進すると、さっきまでの車体の重さを感じない滑らかな走り出し。かといって、スポーツバイクのような「ギュインっ」という突発的な強さがあるわけではないので、急なパワーに圧倒されずに発進できます。

 加速する時も、アクセルを開けて即座に反応ではなく、一呼吸おいて「スゥーー」と速度が上がるので心が落ち着きます(笑)

 一方、648ccとしっかりと大きい排気量のバイクなので2速でも十分パワーがあり、ギア操作が少なくて済むという点も個人的にはありがたいです。私自身はバイクに乗る時、スピードを上げて楽しむというより、ただのんびり走っていることの方が好きなので、こんな風にゆったりバイクを走らせることができるのは嬉しいかぎりです。

コーナリングは、クラシカルな風貌とは裏腹にスポーティーな走りを演出してくれる
コーナリングは、クラシカルな風貌とは裏腹にスポーティーな走りを演出してくれる

 気になった点は、ブレーキングが少し甘いなと感じたこと。コーナリングでは、クラシカルな風貌とは裏腹に意外とスポーティーな走りをしてくれて、ちょっとギャップ萌え(笑)ゆるっとスタイルかと思いきや、アクティブな一面もあるのですね。

※ ※ ※

 気になるお値段は、
『CONTINENTAL GT 650 Standard (Rocker Red, British Racing Green)』=97万200円(税込)
『CONTINENTAL GT 650 Custom (Dux Deluxe, Ventura Storm)』=99万円(税込)
『CONTINENTAL GT 650 Special (Mister Clean)』=102万5200円(税込)です。

 大体、どのカラーリングも100万円前後と、正直外国車にしては手に入りやすいお値段だなぁと思いました。

レトロさを感じさせてファッションも楽しめるロイヤルエンフィールド『Continental GT 650』
レトロさを感じさせてファッションも楽しめるロイヤルエンフィールド『Continental GT 650』

 いかがでしたか。見た目のクラシカルスタイルは、レトロさを感じさせてファッションも楽しめるので、街をのんびり走るのにもぴったりだと思いました。一方、機敏性はありませんがしっかりパワーもあり、コーナリングではスポーティーな走りも体感させてくれます。

 バイク女子や初心者ライダーに好まれそうなバイクだなぁと思いました。気になる方は、是非試乗してみてはいかがでしょうか。

小野木 里奈 Rina Onogi

【画像】ロイヤルエンフィールド『Continental GT 650』の画像を見る(15枚)

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Writer: 小野木里奈

女優。両親の影響で幼い頃にはバイクに憧れを持ち、23歳で大型バイクの免許を取得。いつか自分もお気に入りのバイクを見つけて、友達とツーリングに行くのが夢。初心者の立場で感じたことを素直に発信する。

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