台湾は自転車よりバイクが多い!? レーシングライダーの濱原颯道の台湾ライフ
国内外で活躍するモータースポーツ総合エンターテイナーの濱原颯道選手が台湾に上陸!台湾のバイク事情を教えてくれました。
現在、台湾に長期滞在中
こんにちは! ニーハオ! そーどーです。
僕は今台湾にいます。4月5日からこっちに来ていて、毎日楽しく過ごしています。

ちなみに皆さん!台湾って、どんなイメージをお持ちですか?
「スクーターがたくさん走っている」、「親日派」、「ご飯美味しい」、「物価が安い」、「綺麗な人が多い」などなど。
はい、全部その通りです(笑)
僕がなぜ今回台湾に来ているかというと、「全日本ロードレースに出る予定がないなら、とりあえずこっちに来てみない?」と台湾クシタニさんから誘われたのがきっかけ。
個人レッスンを開いたりタイヤの開発をしたりレースをしたりなど、たくさん予定を詰め込んでいたら、まるまる1か月予定が出来てしまって、4月いっぱいはこちらで過ごす事にしました。

まず台湾の日常編。とにかくスクーターが多いく、レースかのように接近して公道を走行しています。とはいえスクーターだけではなく、最近はDucatiやBMWのスーパースポーツも多く見かけるようになり、ミッション車でよく見かけるのはカワサキとヤマハのバイク。ホンダ車はあまり見かけません。
街中にはバイク屋さんがたくさんあり、コンビニもたくさんあるのですが、バイク屋さんの方が数は多いそうです。
そしてバイク屋さんは大体22時くらいまでやっています。それは、みんな仕事が終わった後にメンテナンスなどに行けるようにしているため。台湾ではたくさんのスクーターが走っていますが、定期的なオイル交換などはしっかりとバイク屋さんにお願いしています。

僕が今回1番びっくりしたのが、ちゃんとみんな適正な空気圧で走っていること。
日本だと「なんでそんなに空気圧が低い状態で走ってるの?不安定にならない?」と思うような状態で走っている方をたくさん見かけます。でも、こっちでは完全に生活の足。しかも毎日結構な距離を走るので定期的なメンテナンスも頻繁なため、オイル量以外にもしっかりと手が加えられている気がしました。
あと常に道が混んでいて、クルマとバイクが乱雑に走っています。ただ、事故はあまり見かけません。本当にこっちは危ないので、速度を出す人が全然いなかったり、「行けるかな、行っちゃえ!」って方が多い日本に対して、「行けるかな?いややっぱやめとこ」って感じの人が多い印象です。
かなり混雑していてとにかく入り乱れているのに、事故をあまり見かけないのは、みんな「大人しくしていないと危ない」と、本能で分かっているからだと思います。

あと、自転車をほとんど見かけないっていうくらい、みんなバイクに乗っています。老若男女問わず多くの人が、バイクに乗ってくれているのは、プロライダーの僕としてもとても嬉しい光景でした。
ちなみに、交通ルールはかなり厳しいです。スピード違反をしようものなら、すぐ家に通知が来ます。
カメラの数も物凄く多く、区間計測タイプもあるので、カメラの前だけ減速しても捕まります。この部分は、良く言えばもっと自由な、悪く言えば少し無法地帯的な感じを想像していたので、僕的に意外なポイントでした。
あともうひとつ意外だったのが、バイクを駐輪した際に皆さんヘルメットを手で持たず、バイクの上にポンと置いてどこかへ行ってしまう事。
「盗難とかないの?」と、現地の友人に聞いてみると、「え、なんで?」と驚かれました。
場所によっては盗まれる事もあるそうなのですが、基本的にヘルメットを盗まれることは無いみたいです。

また、台湾の人は普段、通勤でもバイクに乗るのにツーリングも頻繁にするそうです。しかもかなり攻める(笑)
今回も、道の駅で何人か革ツナギを着たツーリングライダーを見かけ、そんなに攻めたら危ないと思うのですが、普通のライティングウェアよりは安全なので「ま、いいか」という感じ。
他にも、gogoroという電動スクーターがこちらではたくさん走っています。そして、そのgogoroにはgogoro shareというシステムもあり、アプリで今1番近くに停めてあるgogoroを教えてくれて、そのバイクを勝手に乗って好きな場所に停めて後ほどカードから引き落とされるという超画期的なシステム!「ちょっとそこまで乗りたい」みたいなユーザーにはかなり最適です。
ちなみにこのgogoro shareは僕も使いたかったのですが、台湾の銀行口座を持っていないと使えないとのこと。
日本でもこんな感じのシェアシステム(自転車とかではあるけど)が欲しいけど、これは台湾ならではのシステム。
街中の至る所にバイクを停めていい駐輪スペースがたくさんあって、その枠内に停めておけば次の人が勝手に乗る。そしてバッテリーが無くなったら、最寄りのバッテリーステーションを調べてそこに行き、その場で満充電されているものと交換できるなど、日本では絶対に不可能なシステムが台湾では上手く軌道に乗っていると言った感じです。
日本だとバイクをちょっと放置するだけで、駐禁を切られてしまいますからね。
いかがでしたか?台湾に来て、皆さんに知ってほしいことは他にもたくさんあります!
なので、台湾で知りたい事、興味がある事があったら、ぜひ教えて下さい!
誰も街中で20000キロ走っていたNinja400だとは気が付かないはず🤫 pic.twitter.com/nAjsqdx4o3
— 濱原 颯道 I AM YOUR RIDER (@Sodo_hh) April 24, 2023
Writer: 濱原颯道(プロライダー)
全日本ロードレースでは国内2位、全日本スーパーモトでは国内3位の経験があり、他にもオフロードやストリートまでバイクならなんでも好きな男。普段は個人レッスンにマシンセットアップ、テストライダーなどと色々な活動をしている。バイクに関することならビギナーから国際ライダーまで、多くの人から相談を受けたりもしている。









