バイクメーカーに質問! ATとMTそれぞれのメリット・デメリットとは?
バイクはATバイクとMTバイクの2種類に分けられます。では、それぞれのバイクのメリットやデメリットとして、どのような点が挙げられるのでしょうか。ヤマハの広報担当者に聞いてみました。
ATバイクのメリット・デメリットとは
バイクにはATとMTの2種類があり、それぞれATバイクはクラッチ操作が不要なのに対し、MTバイクは必要という操作面での違いがあります。ではこれらには、それぞれ用途や操作面でどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
大手国内バイクメーカーの1社としてAT・MT両バイクを展開してきた、ヤマハの広報担当者に聞いてみました。

まずATバイクのメリットについて、同担当者は次のように話します。
「自動変速機能を備えており、クラッチ操作やギア変速が不要で操作が簡単なので、都市部での走行に適しています。また、ギアチェンジが自動的におこなわれるため、スムーズな走行が可能。特に渋滞時や都市部での走行が楽になるので、ストップ&ゴーや渋滞の多い都内の通勤などに向いています」
バイク免許を取得したばかりの初心者ライダーにとって、公道走行時のクラッチ操作やギア変速の有無を、道路状況に応じて咄嗟に判断し、おこなう事は難しく、焦ってしまうことも多いでしょう。
しかしどちらの操作も不要なATバイクの場合、そういった初心者ライダーの悩みを解消してくれるというのが最大のメリット。そのほかのメリットとしては、変速時にトルクを維持してくれる為、加速時や登り坂などでの力強い走行が可能な点も挙げられます。
このように走行時の操作が簡単な上に、安定した力強い走行を楽しめるATバイクは、バイクにまだ慣れていない初心者ライダーにおすすめです。

一方で、自動で変速のタイミングや挙動が制御されることから、ライダーの意図とは異なる変速が起こる場合があるといったデメリットも生じます。そのため、細かなコントロールを求めるライダーにとっては、このATの自動変速が制約となることもあるようです。
また、ATバイク特有の装置であるトルクコンバーターが備わっていることや、摩擦などが要因でエンジンパワーの一部が損失しているので、MTバイクに比べて若干のパワーロスがある点も人によってはデメリット。さらに、前述したようにクラッチ操作やギアチェンジが不要なので、ツーリングなどの移動や操作に楽しさを求める人は、物足りなさを感じる事もあると思います。
MTバイクのメリット・デメリットとは
一方のMTバイクには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

前述の担当者は、次のように話します。
「ATバイクとは異なりクラッチ操作とギア変速を自分でおこなうため、自分のタイミングでギアチェンジをおこない、細かなコントロールを楽しめます。つまり、MTバイクはATバイクと比べて、自分でバイクを操ることや移動することに楽しみを感じられるという訳です。また、MTバイクではエンジンパワーが直接伝達されるため、ATバイクよりも効率的な走行が可能です」
MTバイクのメリットは主に操作面にあるので、ツーリングでのワインディング走行など、バイクを操ることに楽しさを感じるライダーにおススメ。

ただ、クラッチ操作やギア変速といった走行時の操作が必要なので、初心者にとっては操作が難しく感じる場合があるでしょう。そのため、クラッチの操作に慣れていないと、ATよりも都市部の交通渋滞やロングツーリングの帰宅時などで疲れやストレスを感じるかもしれません。
また、ギアチェンジのタイミングでトルクが一時的に喪失することがあるので、加速時や登り坂など、連続的なパワーが必要な場所を走行する場合は、注意が必要です。
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ATバイクとMTバイクには、それぞれメリット・デメリットが存在します。自身がどんな用途でバイクに乗るのかや、好みなどを加味しつつ、自身に合った操作方法や乗り味を選択すると良いでしょう。









