まずはどこへ連絡すれば良い!? バイクの盗難被害に遭った際の必須手続きとは

バイクの盗難は、他人事ではありません。そこで、万が一自分のバイクが盗まれてしまった場合、一体どうすればよいのでしょうか。

バイクが盗まれてしまったらまずは警察に!その次は?

 日常生活の足としてバイクを利用している人の中には、ハンドルロックをかけずにバイク保管している人や、鍵を付けたままバイクを離れてしまう人を多々見かけます。しかし、バイクは車体が大きくないこともあり、クルマと比べて盗まれやすい傾向にあるのです。

 国内のバイク保有台数はクルマの8分の1程度であるにも関わらず、令和4年の犯罪統計によるとバイクの盗難認知件数は7913件。クルマの5734件と比べても、かなり多く発生しており、バイクの盗難されやすさが伺えます。

 では、実際に盗まれてしまった場合、どのような手続きを取るべきなのでしょうか。

バイクの盗難に気付いたら、まずは警察に連絡する
バイクの盗難に気付いたら、まずは警察に連絡する

 まず一番初めにするべきことは、警察への連絡。最寄りの警察署や交番に出向き、盗難届を提出します。盗難届が受理されると受理番号を伝えられるので、届出をした日、届出をした警察署、受理番号をまとめてひかえておくようにしましょう。

 なお、盗まれたバイクが高額な場合は海外に輸出され、転売されてしまう可能性もあります。そのため、輸出入される品物や書類をチェックする機関である税関に、盗難されたバイクが輸出されないようチェックしてもらう事も重要。

 通常は、警察に盗難届を出した後、警察から税関に連絡が行くシステムとなっています。そのため、自分で税関に連絡する必要はありません。ただし、盗まれてから盗難届を出すまでに時間があいてしまうと、警察から税関への連絡を待っていると手遅れになってしまう可能性が高まります。その場合は警察への連絡と合わせて、税関にも通報しておくことがおすすめです。

バイクの盗難に気付くのが遅れたら、警察と同時に税関にも通報すると良い
バイクの盗難に気付くのが遅れたら、警察と同時に税関にも通報すると良い

 警察や税関などへの連絡を終えたら、次はバイクの一時抹消登録や廃車登録が必要となります。なぜなら、盗まれたバイクで事故を起こされたり、事件に使われてしまったりすると、所有者のもとに責任追及の連絡が来る可能性がある為です。

 ちなみに、道路運送車両法で原付に区分されている125cc以下のバイクの廃車手続きは市区町村の役場で、125ccを超える軽二輪、小型二輪の一時抹消手続きは運輸支局や陸運局で行います。

 なお、125ccを超えるバイクの場合、一時抹消登録の他に永久抹消登録という手続きも存在。永久抹消登録は一時抹消とは違い、一度手続きをしてしまうと二度とそのバイクを公道で走らせることができなくなってしまうので注意してください。

 また、長い期間見つかりそうにない場合は、自賠責保険や任意保険の会社にも連絡し、保険の中断手続きを行いましょう。

盗難された場合に備えてできることはある?

 どれだけ盗難対策を行っていても、盗まれる可能性はぬぐえません。そのため、盗まれてしまった場合に備えておくことは、盗難対策と同様に重要といえるでしょう。

バイクの盗難に遭った際の対策として書類関係のコピーを残しておく事も重要
バイクの盗難に遭った際の対策として書類関係のコピーを残しておく事も重要

まず、車両登録書や自賠責保険証明書など、バイクに積んでおかなければいけない書類のコピーを取っておきましょう。

 バイクが盗難された場合、これらの書類も車両と同時に持って行かれてしまうことは想像に難くありません。書類がなくなってしまうと、盗難届を出す際や自賠責保険の解約の際に手間がかかってしまいます。しかし、コピーがあれば車台番号などの情報が確認できるため、手続きをスムーズに行うことが可能です。

 また、二輪車防犯登録をしておくことも盗まれた場合の早期発見に役立ちます。一度登録するとバイクのデータは、オンラインで全国の警察に共有されます。

 盗まれたバイクが発見された場合、24時間いつでもすぐに所有者確認がおこなえるため、バイクの早期発見を可能にしてくれるシステムです。

【画像】バイクが盗難に遭った場合の手続きの流れを画像で見る

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